File2. 世界のヘンテコな生き物でもながめて息抜きしよう。

7. 得意の決めポーズで敵を威嚇「ニセハナマオウカマキリ」

名前に「マオウ(魔王)」と付くのもうなずける、悪役感満載ニセハナマオウカマキリ体長10~13cmと、カマキリのなかでも最大種に分類され、主にエチオピアやケニア、マラウイなどのアフリカに生息しています。

花や葉に擬態した「ハナカマキリ」の仲間ですが、その風貌から英語でも「devil’s flower mantis(悪魔のハナカマキリ)」とか「giant devil’s flower mantis(巨大な悪魔のハナカマキリ)」とか、悪そうな名前をつけられています。

そして、なによりも目が離せないのが、後肢で立ち上がって前肢を高く挙げた決めポーズ。このポーズは、自らを大きく見せて敵を威嚇する際に取られるものだそうで、今にも「ホワチャー!!!!」という声が聞こえてきそうな迫力です。

8. 目、出ちゃってるよ!「ヨツメウオ」

アマゾン川を中心とした南米北東部から中米にかけての熱帯域に生息する、ヨツメウオ属に分類される3種の総称

顔の上にある飛び出した丸い目が特徴で、目の中に水平なしきりがあるために目が4つあるように見えることに由来して、名前が付けられました。

なによりも驚くのは、その飛び出した目の半分を水面から出して泳ぐこと。これは水面上と水面下を同時に見て、水鳥などの敵を発見しやすくするためだと考えられていて、敵を発見したりエサとなる昆虫を探したりする際は普通の魚のように水中に潜って泳ぐのだとか。

とはいえ、あまり泳ぎは得意ではなく、頭を振りながらフラフラ泳ぐ姿が愛嬌たっぷりで、水族館でも人気者です。

9. 頭の中が透けちゃってる「デメニギス」

Wikimedia Commons

太平洋北部の亜寒帯海域に分布し、深さ400~800mの深海を漂いながら生活するデメニギス

ひと目見て分かる通り、その最大の特徴は、頭部が透けていること。デメニギスの頭部は透明なドーム状の膜で覆われていて、ドーム内は液体で満たされています。

そして、この透明なドームの中にある緑色の目は筒状をしていて、基本的には真上に向けて、小魚やクラゲといったエサの影を探しています。そして、エサを発見すると双眼鏡のように目を回転させ、獲物と直線上の位置にくるように体を方向転換してから獲物に襲いかかるのだそう。

ちなみに、実際に生きている姿が発見されたのは2004年と最近のことで、その生態は未だに多くの謎に包まれています。

10. スパイダーマンそっくり! 「ムワンザ・アガマトカゲ」

タンザニア、ルワンダ、ケニヤの半砂漠地帯に生息するムワンザ・アガマトカゲ。そのオスは、スパイダーマンそっくりの配色を持つことから、通称「スパイダーマン・リザード」とも呼ばれてペットとしても人気になっています。

色だけじゃなく、岩や残丘につかまって日光浴をしている姿なんて、もうスパイダーマンお決まりのポーズをマネしているとしか思えないくらいそっくりです。

11. ハードにキメたイケメンなシカ「マエガミジカ」

中国南部やチベット、ミャンマーの森林に生息するマエガミジカは、名前の通り、額に前髪のような毛があります。しかもハードに固めた感じで、実際にトゲのように鋭いのだとか。

さらに口からはシカとは思えないような鋭いキバが伸びていて、凛とたたずむ姿がなんとも凛々しいですね。

キバがあるとはいえ、ほかのシカと同様草食性で性格も臆病。そのため、キバは発情期にほかのオスと争う際に使われるくらいなんだとか。

12. 脚ホッソ!!!手乗りサイズの激カワ動物「マメジカ」

南アジアや東南アジアの森林のほか、中央アフリカや西アフリカの熱帯雨林に生息するマメジカ。名前の通り小さな動物で、特にアジアに生息するマメジカは重さたった0.7~8.0kgと小さく、最も小さい「ジャワマメジカ」世界最小の有蹄動物となります。

名前には「シカ」と付きますが、シカとはそんなに近縁ではなく、数千年前から地球に生きる原始的な動物のひとつです。

こむずかしいことはさておき、細く短い脚とずんぐりした胴体ウルウルした大きな目、そしてゆっくりした動きがあまりにも可愛いマメジカ。絶滅が危惧される希少動物なので、もちろんペットにはできませんが、取り急ぎひと目会いたいという方は、上野動物園に行けば会うことができます

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