パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。04

【フランス】パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。

オペラ座の歴史

数々の有名な建築物であふれるパリ。そんな建築物のひとつである「パリのオペラ座(l’Opéra)」は、正式名称を「ガルニエ宮(Palais Garnier)」といい、パリ国立オペラの公演会場のひとつとして知られています。

「ガルニエ宮」という名前は、オペラ座を設計したフランスの建築家シャルル・ガルニエにちなんだもので、1862年の建設開始から12年の歳月をかけて、1874年に完成しました。

当時は最新の素材だったを使用したことで、従来は不可能とされていた巨大な空間を確保することに成功したオペラ座。2167の座席が5階に配分されており、当時は収容規模としても世界最大の劇場でした。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。01

数々の彫刻が施された、オペラ座の正面ファサード。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。06

大休憩室へと続く白大理石の大階段「グラン・エスカリエ」(photogolfer / Shutterstock.com)。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。02

広大なホール。舞台のどん帳には、表面にタッセルと組みひもなどが絡み、めくれ上がってシワが寄ったカーテンのだまし絵が、直接描き込まれている(Julie Mayfeng / Shutterstock.com)

豪華絢爛な装飾の数々

その巨大さも有名なオペラ座ですが、なによりも目を引くのが、その美しすぎる装飾の数々

外観と内装が数多くの彫刻で飾られたパリのオペラ座は、「ネオ・バロック様式の典型」ともいわれ、これでもかと施された豪華絢爛な装飾は、まるで巨大な宝石箱のよう。その制作には、なんと40人の画家とモザイク職人、そして73人の彫刻家が参加したといいます。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。03

高さ18m、長さ154m、幅13mで、パリ社交界の応接間として機能するようデザインされた大休憩室「グラン・フォワイエ」(Gilmanshin / Shutterstock.com)。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。04

巨大なシャンデリアや美しい天井画、ゴールドの彫刻で彩られた絢爛たる装飾(photogolfer / Shutterstock.com)。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。07

パウル・ジャック・エメ・ボウドリーによる大休憩室の天井画(photogolfer / Shutterstock.com)。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。05

観客席の手すりも隅々まで装飾が(Anton_Ivanov / Shutterstock.com)。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。

天井にはそれぞれ美しいシャンデリアと天井画が描かれている(photogolfer / Shutterstock.com)。

シャガールの天井画

最大の見どころは、劇場の天井画。フランスの画家マルク・シャガールの手による作品で、1964年から飾られています。

ゴールドや真紅といったクラシカルな装飾のなかに、シャガール特融の繊細なタッチと色彩が見事に融合していて、見る者を惹きつけてやみません。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。08

クラシカルな装飾に映えるシャガールの天井画(photogolfer / Shutterstock.com)。

パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。09

モーツァルトやワーグナーなど、14人の音楽家のオペラの場面を描いている(lapas77 / Shutterstock.com)。

なお、オペラ座では現在も夜間公演がありますが、昼間は一般に開放されているため、チケットを買わなくても自由に見学することができます◎

DATA

◉アクセス:3号線・7号線・8号線 オペラ駅下車。または、A号線オベール駅下車。

キーワード

【フランス】パリの歌劇場「オペラ座」が、もはや宝石箱。のページです。ドッカは、【Travel、パリ、フランス、ヨーロッパ、世界の美しい建築】の最新ニュースをいち早くお届けします。