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【イギリス】ウェストミンスター寺院「歴代国王と著名人が眠る、イギリスゴシック建築の傑作」

【イギリス】ウェストミンスター寺院

【世界の美しい建築 vol.1】歴代国王と著名人が眠る、イギリスゴシック建築の傑作01

ウェストミンスター寺院とウェストミンスター宮殿。ロンドンのシンボルとも言える、ビッグベンもここにある。

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ゴシック式の尖塔が特徴的な「ヘンリー7世記念聖母礼拝堂」。

ウェストミンスター寺院は、イギリスロンドン・ウェストミンスター、テムズ河畔に位置し、国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)聖マーガレット教会と隣接する英国国教会の僧院(アビー)です。

960年に修道院として建立されましたが、1066年にウィリアム1世の戴冠が行われると、それ以来現在に至るまで、歴代国王の戴冠式を担うようになりました。

1245年以降は、ヘンリー3世の命によって寺院の大規模な再建が行われ、14世紀末には、フランスのゴシック建築にならった現在の姿がほぼ完成しました。

ウェストミンスター寺院の役割

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寺院内の廊下を歩く聖歌隊。壁面には埋葬されている著名人たちの彫刻が飾られている(nastalapat dilokpad / Shutterstock.com)。

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国会議事堂として使用されているウェストミンスター宮殿。

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聖マーガレット教会。イギリス首相ウィンストン・チャーチルもこの教会で挙式した。

ウェストミンスター寺院は、戴冠式や葬儀、ロイヤルウェディングなどの王室行事が執り行われるだけでなく、イギリスを代表する人物の墓所にもなっていることで有名。

寺院内部の壁と床には、歴代の国王政治家、さらにはアイザック・ニュートンや俳優のローレンス・オリヴィエ、劇作家・詩人のウィリアム・シェークスピアといった国家に貢献した数々の著名人たちが埋葬されています。

ウェストミンスター寺院に埋葬されることは、イギリス人にとっては大変名誉なことなんだとか。

また、1987年には、隣接するウェストミンスター宮殿聖マーガレット教会と共に、「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会」として、世界遺産に登録されました。

ウェストミンスター寺院の見どころ

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天井部分に施された精緻な装飾は必見の価値アリ(Liudmila Kotvitckaia / Shutterstock.com)。

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寺院内の美しい彫刻群(Liudmila Kotvitckaia / Shutterstock.com)。

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イギリスらしいシックなステンドグラスが上品(Marco Rubino / Shutterstock.com)。

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外壁に施された、ユニークな彫刻。

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寺院入り口のアーチに並ぶ、「20世紀の殉教者」の彫刻。

ウェストミンスター寺院最大の見どころといえば、入り口のアーチに並ぶ「20世紀の殉教者」と呼ばれる彫刻。

ここには、アメリカ公民権運動の指導者であるキング牧師や、第2次世界大戦時にアウシュヴィッツ強制収容所でほかの収容者の身代わりとなって処刑された、ポーランド人のコルベ神父など、国や宗派に関わらず正義や人権のために殉じた10人の像が刻まれています。

DATA

◉アクセス:地下鉄ウェストミンスター駅から徒歩で約5分。
◉休業日:日曜日(ただし礼拝の出席者のみ入場可)。

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