【オーストラリア】ゴールドコースト
「ゴールドコースト(黄金海岸)」と名の付く場所は世界中にありますが、そのなかで最も有名なのは、オーストラリア東端に位置するリゾート都市、ゴールドコーストでしょう!
この街は、1年のうちなんと300日は晴天といわれるほど晴れの日が多く、別名「サンシャイン・シティ」とも呼ばれています。高層ビルが林立する近代的な街並みのすぐそばに、全長約70キロにわたって黄金色のビーチが続く景色は壮観そのものです。

どこまでもビーチが続く、ゴールド・コーストの海岸線。

夕暮れも風情たっぷり。

ビーチと高層ビル群が絶妙にマッチしています。
子どもから大人まで楽しめるエンタメ・シティ
ゴールドコーストのビーチ沿いには、テーマパークやショッピング街、高級ホテル、ゴルフコース、レストラン、ナイトクラブなど、ありとあらゆるエンターテイメント施設が立ち並び、シーズン中は数多くの観光客でにぎわいます。

ゴールドコーストの街並み。トラム(路面電車)は市民の足として大活躍(ChameleonsEye / Shutterstock.com)。

海獣たちのショーが人気のテーマパーク「シー・ワールド」と、園内を移動するモノレール「スカイハイ・スカイウェイ」(Martin Valigursky / Shutterstock.com)。

サーファーズ・パラダイスにある高さ60mの観覧車。
さらに、ゴールドコーストはお祭りやイベントも多く、なかでも4週間にわたって音楽やアートなどでにぎわう「サーファーズ・パラダイス・フェスティバル」は、特にオススメ。

最も有名なサーフスポット「サーファーズ・パラダイス」。

「サーファーズ・パラダイス・フェスティバル」の様子(Spill Photography / Shutterstock.com)。
また、サーファーズ・パラダイスを中心に、ブロードビーチ、キラ、メイン・ビーチなどのサーフスポットが点在しており、世界的なサーフィンのメッカとしても知られるほか、さまざまなマリンスポーツが楽しめることから、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめるリゾートとなっています。観光やアクティビティを楽しんだ後は、海に沈む夕日を眺めながら砂浜を散歩するのも楽しみのひとつです◎

沖合ではホエール・ウォッチングも楽しめる。

絶景を眺めながらぜいたくな散歩が楽しめる。
街や海での遊びを満喫したら、ゴールドコーストから車で約1時間の場所にある世界遺産「スプリングブルック国立公園」に行ってみましょう! 数億年前から生息する動植物や樹齢2000年のナンキョクブナ、美しい無数の滝など、オーストラリアの壮大な大自然を眺めながら、世界最大級の亜熱帯雨林で気軽にウォーキングが楽しめます◎

スプリングブルック国立公園内の風景。
DATA
◉ベストシーズン:10月~3月
◉アクセス:ブリスベン空港からバス、タクシー、列車で約2時間。または、ゴールドコースト空港からタクシー、バスで30~45分。