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【アメリカ】グランド・キャニオン「20億年の歴史が刻まれた、大自然の彫刻作品」

【アメリカ】グランド・キャニオン

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地球上の景色とは思えないような絶景が360度どこまでも広がる。

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先住民族ハバスパイ・インディアンの居留地にあり、「理想郷」と呼ばれるハバス滝。石灰石を含んでいるため、美しいサファイアブルーの水をたたえている。

アメリカ・アリゾナ州北西部におよそ450キロにわたって続く広大な峡谷地帯、グランド・キャニオン。峡谷の最大幅は30キロ深さは1800メートルにも達します。

花こう岩や砂岩、石灰岩といったさまざまな地層があらわになった断崖や残丘が複雑に重なり合い、時間とともに岩肌が色を変えていく様子は、まさに自然が生み出した芸術作品1919年に国立公園に、1979年には世界遺産に登録され、北米大陸を代表する絶景を求め、世界中から観光客が訪れています。

グランド・キャニオンの起源

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日没時のグランド・キャニオンと、コロラド川の雄大な流れ。コロラド川は、今も少しずつ谷底を削り続けている。

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コロラド川上流に架かるナバホ橋。左は旧橋、右は1995年に開通した新橋で、川からの高さは140mに及ぶ。

グランド・キャニオンの起源は、7000万年前。この地域一体が「カイバブ・アップリフト」と呼ばれる地殻変動によって隆起したことに始まります。その後、ここを流れるコロラド川に少しずつ削られながら、約200万年前に現在のような見渡す限りの大峡谷が形成されたと考えられています。

コロラド川の激流は今もなお1日約40万トンもの土砂を削り続けていて、現在削られている谷底の地層は、およそ20億年前、なんと原始生命誕生時のものなんだとか。

このような太古の地層を間近で見られることも、グランド・キャニオンの大きな魅力となっています。

オススメは早朝と夕方

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ノースリム(北壁)を代表するビューポイント「ケープ・ロイヤル(Cape Royal)」の夕焼け。

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少しずつ色づいてくる朝焼け。

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スリル満点の絶景を堪能できる、U字形の透明な展望橋「グランドキャニオン・スカイウォーク(Grand Canyon Skywalk)」。

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キャニオン内にはいくつも展望台が設けられている(Svineyard / Shutterstock.com)。

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ウィリアムズからグランド・キャニオンまで毎日運行しているグランド・キャニオン鉄道。レトロなディーゼル機関車でのんびり向かう鉄道の旅もオススメ(kravka / Shutterstock.com)。

グランド・キャニオンは、コロラド川を隔てて北側のノースリム(北壁)南側のサウスリム(南壁)に分かれていて、特にサウスリムにはビューポイントが複数あってアクセスも簡単なことから、観光の中心になっています。

また、サウスリムにあるビジターセンターからは主なビューポイントへ向かう無料のシャトルバスが出ているので、日帰りツアーにも最適。

広大なグランド・キャニオンには数え切れないほどの絶景ポイントがありますが、どこを見るにしても押さえておきたい時間はふたつ。キャニオン全体が夕日に赤く照らされる日没時と、真っ暗なキャニオンが日の出とともに次第に色彩を帯びて浮かび上がる早朝です。

大自然が刻一刻と変化していくさまは想像を絶する美しさで、まさに絶景の名にふさわしい景観を堪能できます。

DATA

◉ベストシーズン:4月~10月

◉アクセス:ラスベガスから飛行機で約50分。または、車で約5時間。

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