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【ブラジル】ブラジリア大聖堂「新たな美しさを求めて築かれた、”未来都市”の祈りの空間」

【ブラジル】ブラジリア大聖堂

【世界の美しい建築 vol.2】新たな美しさを求めて築かれた、「未来都市」の祈りの空間01

ブラジリア大聖堂の全景と鐘(ESB Professional / Shutterstock.com)。

【世界の美しい建築 vol.2】新たな美しさを求めて築かれた、「未来都市」の祈りの空間02

ライトアップされた夜のブラジリア大聖堂(ESB Professional / Shutterstock.com)。

1822年にポルトガルから独立したブラジル。ですが、当時はリオ・デ・ジャネイロサンパウロなどの大都市に人口が集中しており、内陸部の発展が遅れていました。

その解決策として、1956年に首都移転が発表されると、それからわずか4年という短期間で、何もなかった荒野に新首都ブラジリアが建設されたのです。

新たな首都の主要な公共建築は、ブラジル人建築家のオスカー・ニーマイヤーによって設計されました。その代表的な建築が、1970年に完成したブラジリア大聖堂です。

「未来都市」ブラジリアの象徴

ブラジリア大聖堂の外観は、16本の柱から成る巨大な王冠のような見た目をしています。伝統的な聖堂や教会の建築をくつがえすようなこの斬新なデザインは、「祈りの手」を表現したものなんだそう。

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周囲には広場が広がっていて、市民の憩いの場にもなっている。

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上空から見るとこんな感じ(Rosalba Matta-Machado / Shutterstock.com)。

また、内部は一面にステンドグラスがはめ込まれた明るい空間が広がっており、頭上を見上げると、天井から吊り下げられた3人の巨大な天使像が、軽やかに空間を浮遊しています。

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色鮮やかなステンドグラスで装飾され、太陽光がふんだんに注ぎ込む大聖堂の内部(Filipe Frazao / Shutterstock.com)。

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ブラジリア大聖堂の中央祭壇(ANDRE DIB / Shutterstock.com)。

いずれの文化圏にも属さない、普遍性と機能性を追及したデザインは、西洋の支配を脱し、多民族で構成された新しいブラジルの姿を象徴しているかのようです。

ブラジリア大聖堂の見どころ

ブラジリア大聖堂の天井から吊るされた3人の天使像は、彫刻家アルフレッド・セスキアッチが1970年に制作したもので、全長最大約4m、重さは300kgにもなります。

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天へ昇って行くように配された天使像(Rodrigo S Coelho / Shutterstock.com)。

また、ブラジリア大聖堂の入り口付近には、ヨハネ、マタイ、マルコ、ルカのキリスト教4聖人を表した、同じくセスキアッチにの手よるブロンズ像が立ち並び、訪れた者を圧巻の迫力で出迎えます。

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ブロンズ像の間を通り、地下にもぐっていくようにして教会内に入る(Rodrigo S Coelho / Shutterstock.com)。

DATA

◉アクセス:サン・パウロからブラジリア国際空港まで飛行機で約2時間、空港からバスで約30分。
◉休業日:無休。ただし、ミサの時間は観光客の見学不可。

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