【世界の美しい街 vol.7】スペインとポルトガルの建築様式が混在する、ウルグアイの小さな街top

【ウルグアイ】コロニア・デル・サクラメント「スペインとポルトガルの建築様式が混在する、のどかな街」

【ウルグアイ】コロニア・デル・サクラメント

「世界一貧しい大統領」として有名になったホセ・ムヒカ氏。今回ご紹介するコロニア・デル・サクラメント(Colonia del Sacramento)は、そんなホセ・ムヒカ氏の国、南米ウルグアイの南西部に位置する小さな街です。

ラプラタ川沿いに築かれたこの小さな街は、ウルグアイで2番目に古い歴史を持つ古都で、対岸にはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスが広がっていますが、大都市の華やぎとは対照的に、コロニア・デル・サクラメントには穏やかでゆったりとした時間が流れています。

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緑にあふれたコロニア・デル・サクラメント。

コロニア・デル・サクラメントの歴史

コロニア・デル・サクラメントの歴史は、1680年にブラジルから南下してきたポルトガル人マヌエル・ロボが、ポルトガルの貿易港として建設したことに始まります。

しかし、当時対岸のブエノスアイレスを支配していたスペインは、これをよしとせず、ポルトガルとスペインの間でコロニア・デル・サクラメントをめぐる長い争いが発生することに。

その結果、ポルトガルとスペインの間で条約が結ばれるたび、スペイン領になったりポルトガル領になったりと、ふたつの国に交互に支配される、数奇な運命をたどることになったのです。

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海岸線には美しいビーチも。

激動の歴史の結果

1777年にスペインの支配下に置かれるまでの100年の間に、なんと9回も支配者が代わったコロニア・デル・サクラメント。

こうした歴史を歩んだ結果、わずか0.12平方キロしかないコロニア・デル・サクラメントは、スペインとポルトガルの建築スタイルが混在する、世界的にも非常にユニークで美しい街並みが形成されました。

緑あふれる街並み石畳ポルトガル由来の「アズレージョ」と呼ばれるブルータイルカラフルな家々クラシックカー

歴史に翻弄され続けたコロニア・デル・サクラメントは、今では静けさとのどかな雰囲気に満ちていて、歩いているだけでなんとも心地よさを感じられる街になりました。

また、1995年にウルグアイ初の世界遺産として登録されると、ブエノスアイレスから日帰りで訪れることができるという気軽さから、世界各国から観光客が訪れています。

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石畳に沿ってカラフルな家々が立ち並ぶ。

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石畳にツタの絡む家、そしてクラシックな荷車が絵になる。

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こんなクラシックカーが普通に街を走っている(Don Mammoser / Shutterstock.com)。

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ポルトガルの伝統的なタイル「アズレージョ」が、表札や標識に使われている。

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カラフルな家々は見ているだけで楽しい。

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窓枠や壁の色、瓦屋根。どこを取ってもかわいい。

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街歩きの合間には、カフェでひと休み(Don Mammoser / Shutterstock.com)。

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夕日の美しさも格別。

DATA

◉ベストシーズン:9月~5月

◉アクセス:アルゼンチンのブエノスアイレスから、高速フェリーで約1時間15分。

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