【世界のかわいい村 vol.2(後編)】中世の街並みがそのまま残る、メルヘンな世界top

(後編)【ドイツ】ローテンブルク・オプ・デア・タウバー「中世の街並みがそのまま残る、メルヘンな世界」

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーの見どころ

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーの旧市街を囲む城壁内に一歩足を踏み入れると、入り組んだ石畳の路地小さな公園ゴシック様式の歴史的建造物、そしてそれらを取り巻くようにして、草花で飾られたカラフルな木組みの家々が立ち並び、まるで絵本の世界に入り込んだようなメルヘンな世界が広がります。

ここでは、そんな見どころにあふれるローテンブルク・オプ・デア・タウバーのなかで、特にオススメの見どころをご紹介しましょう◎

1. 市庁舎

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マルクト広場に建つ市庁舎(MarinaDa / Shutterstock.com)。

白と黄色の外壁がひときわ目をひく「市庁舎(Rathaus)」。正面の主要な部分がルネサンス、アーケードがバロック、後ろの塔のある建物がゴシックと、時代の異なる3つの建築様式が混在しているのが特徴です。

高さ52mの塔には登ることもでき、周囲に高い建造物がないため、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーの街全体を見渡せる絶好の展望スポットになっています。

2. 市参事会酒宴場のしかけ時計

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市参事会酒宴館のしかけ時計。向かって右がワインの大杯を抱えた元市長のヌッシュ、左が占領軍のティリー将軍。

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マルクト広場。右手奥に見える白い建物が「市参事会酒宴館」(Olena Z / Shutterstock.com)。

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毎年5月に開催される「ローテンブルク歴史祭」の様子。期間中は、市民によって「マイスタートゥルンク」の逸話を再現した劇などが行なわれるほか、中世の衣装をまとった人々の仮装行列も楽しめる(FooTToo / Shutterstock.com)。

街の中心である「マルクト広場」に位置する「市参事会酒宴館(Ratstrinkstube)」。建物の3階にある名物のしかけ時計は、毎日決まった時間に左右の扉が開き、「マイスタートゥルンク」に登場する占領軍のティリー将軍かつての名物市長のヌッシュの人形が現れてグラスのワインを飲み干します。

ちなみに「マイスタートゥルンク」とは、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーに伝わる有名な故事

17世紀の三十年戦争の際、プロテスタント側についたローテンブルクは、カトリック軍に包囲され、防戦空しく占領されることに。

するとカトリック軍のティリー将軍は、街の破壊と、指導者の市参議会員の反逆罪による処刑を宣告。これをやめさせようとした市民が、極上のワインを巨大な容器についで差し出したところ、将軍は、「このワインを一気に飲める者がいたら許す」と宣言したそう。

この申し出に応じたのが、元市長のヌッシュ氏。彼は見事にワインを飲み干し、街を救ったといいます。

このワインの一気飲み「マイスタートゥルンク」で、ローテンブルクではこの故事にちなんで、毎年初夏の聖霊降誕祭「マイスタートゥルンク祭り」が開催されています。

ちなみに、このしかけ時計は季節ごとに動く時間帯が変わるので、訪れる際は要チェックです!

3. プレーンライン

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街で最も有名なスポット「プレーンライン」。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーのなかで最も人気のスポットが、「プレーンライン(Plönlein)」と呼ばれる場所。

プレーンラインとは、ラテン語で「小さな場所」という意味で、名前の通り非常に狭いエリアですが、石畳の坂道に沿って立ち並ぶ家々と石造りの「ジーバー塔」が絶妙な配置で並んでおり、絶好の写真スポットとなっています。

4. 街の装飾

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お店の看板も注目したいところ。どれも個性的なデザインで、眺めているだけでも楽しめる(footageclips / Shutterstock.com)。

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噴水の蛇口のデザインも個性的。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーの街歩きで楽しみなのが、街の至る所に施された装飾の数々

お店の看板や外壁の草花、街頭や彫刻など、「こんなところにも!?」と思うような場所にも素敵な装飾であふれています◎

5. 「夜警ツアー」

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夜のプレーンライン。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバー観光のハイライトとして人気なのが、「ナイト・ウォッチマンツアー(夜警ツアー)」

これは夜の旧市街をまわるツアーで、黒いマントに角笛と斧を持った夜回り番人姿のガイドが案内してくれます。

参加希望者は、それぞれマルクト広場に集合すればOK英語ガイドツアーもあり、予約も必要ないため、ぜひ気軽に参加してみください◎

DATA

◉ベストシーズン:4月~10月

◉アクセス:フランクフルトから列車で約2時間30分、バスで約3時間40分。

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