タイの首都バンコク近郊に住み始めて10年。いつか日本に帰ろうと思いつつ、タイ人と結婚して、娘も授かったと思ったら、日本に帰るどころか母までタイに呼び寄せて、現在は旦那、娘、母と4人暮らし。
タイ生活でのハプニング、タイの美味しい物、タイの楽しい所などなど、生のタイ情報をお届けします◎
タイ生活に欠かせない「タクシー」

最近のタイのタクシーは、日本のトヨタ製(Sittirak Jadlit / Shutterstock.com)。

しかも、こんなにカラフル! タイらしいカラーリングです(pratan ounpitipong / Shutterstock.com)。

昔ながらの「トゥクトゥク」も、現役で走ってますよ( pratan ounpitipong / Shutterstock.com)。
タイに住んでいると、タクシーを使うことがとても多いです。
最近は便利になってきたバンコク周辺のなかでも、私が住んでいるのは日本人に人気のスクンビットエリアでもシーロムエリアでもないため、タイの電車「BTS」や、地下鉄「MRT」も走っていません。
そのため、私は毎日の買い物から通勤まで、だいたいタクシーを利用します。
そもそも、タイのタクシーは初乗り35バーツ、日本円で120円ぐらい。
それだけ安いと、少しの距離でもついついタクシーに乗ってしまうんです。また、日本のように電車でどこでも行けるわけではないので、街のなかに住んでいる人達でも、タクシーはよく利用します。
ただ、このタクシーがちょっと”クセ者”なんです……。
タイのタクシー”あるある”

慣れてないと交渉にも苦労します(Sittirak Jadlit / Shutterstock.com)。
まず、乗車拒否は当たり前。運転手の都合が悪い方面だと、行ってくれません。
たとえば私がスクンビットエリアから家に帰る時、3、4台に断られるのはよくあること。
また、車を借りて仕事をしている運転手も多いので、「車を返す時間に間に合わないから行けません」というパターンもアリ。「渋滞しているので行きたくない」と言われることもあります。
また、タイというお国柄、運転手もけっこうのんびりしています。
ですので、タクシーに乗った後に、「ガソリンがないから、ガソリンスタンドに寄ってもいいですか?」なんて言われることも。
途中でガス欠になっても困るので、「いいですよ」と言うしかないのですが、日本人的にはあらかじめちゃんと補充してからお客さんを乗せてほしいと思うところです(笑)。
この問題については、車を借りている運転手の場合、車を返す時間を考えなくてはいけないので、ギリギリの分しか補充してないのかな? と勝手に想像しています。
あわや遅刻! タクシーでのハプニング

タイでは至る所で渋滞が起こります(1000 Words / Shutterstock.com)。
この”ガソリンスタンドあるある”、時間がある時はまったく気にならないんですが、通勤中に言われるとけっこう焦ります。
数カ月前にも、通勤のためタクシーに乗ってしばらく経った後、ガソリンスタンドに寄ってもいいかと言われたことがあります。
しかも、高速道路に乗っていた時。
タイの高速道路には、日本のようなサービスエリアはないので、いったん高速を降りることになります。
その後、高速を降りてから少し離れた場所のガソリンスタンドに入ったのですが、そこからが問題!!!
ものすごい車の列だったんです……。
しかも、少しずつしか進みません。私は時計ばかり気にしてドキドキしっぱなし。
その日はたまたまいつもより家を早く出た日だったので、幸いにも会社に遅れることはありませんでしたが、いつも通りギリギリに家を出ていたら、確実にアウトでした。
その後、通勤路を離れた分の料金は差し引いてくれましたが、「そういう問題じゃないよね?」と内心ツッコんでしまいました(笑)。
おおらかでのんびりした性格のタイ人。
怒っても仕方ないと割り切って(諦めて?)いるので文句は言いませんでしたが、遅刻していたらさすがに怒っていたかもしれません。
タイでの生活には欠かせないタクシーですが、至る所で渋滞しているうえに、こういうハプニングも付き物なので、利用する際は、時間配分にはよくよく注意してから乗ることをオススメします◎