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【世界のハーブ vol.6】イランイラン

かぐわしい芳香を放つ「花のなかの花」

【世界のハーブ vol.6】イランイラン01

先が丸まった花びらが特徴。

タガログ語で「花のなかの花」を意味するイランイラン

その名が示す通り、枝から垂れ下がるようにして、黄色、ピンク、藤色の大きく美しい花を咲かせます。

特に、イランイランの花から漂う甘く濃厚な香りは、風に乗って遠くまで匂うほど強く、「パフュームツリー」の別名を持ちます。

そのため主に高級な香水の原料として使われており、なかでもイランイランの黄色い花を蒸留した精油は、品質、香りともに最も優れているとされています。

そのエキゾチックな香りには、古くから催淫(さいいん)効果があるといわれ、インドネシアでは、結婚式を挙げたばかりの新婚夫婦のベッドに、イランイランの花びらをまく習慣が続いているそう。

イランイランの精油について

【世界のハーブ vol.6】イランイランの画像2

イランイランの精油

精油の効能

▪アトピー
▪ストレス
▪不妊
▪薄毛
▪乾燥肌 など

ヘアケアに

古くから整髪料としても使用されてきた、イランイランの精油。

髪の毛の成長を促す作用もあるので、シャンプーなどのヘアケア類や、香水などに配合するのもおすすめです。

イランイランの育て方

【世界のハーブ vol.6】イランイラン03

枝から垂れ下がるように咲く。

育てやすさ : ★★★☆☆
種まき : 6~9月
花期 : 5~10月
収穫 : 5~10月

▪寒さに弱いため、冬は最低8~10℃を保つ

▪やや湿り気のある酸性の土壌を好む

ABOUT THE HERB

和名 :イランイランノキ
学名 :Cananga odorata
分類 : バンレイシ科/常緑高木
原産地 : 東南アジア
草丈 : 5~15m
使用部分 :葉、花、茎
用途 : 美容健康など
効能 : 抗うつ、鎮静、催淫、血圧降下、抗炎症、抗菌、精神高揚、ホルモン活性など

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