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【ペルー】リマ大聖堂「植民都市の中心にそびえる、征服者が手がけた国内最古の大聖堂」

【ペルー】リマ大聖堂

【世界の美しい建築 vol.6】植民都市リマの中心にそびえる、征服者ピサロが手がけたペルー最古の大聖堂01

世界遺産であるリマ旧市街の中心に位置する「アルマス広場」。リマ大聖堂はその東側にそびえている。

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リマ大聖堂のファサード。ヤシの木が南米らしい雰囲気を演出している。

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大聖堂の建つ広場は、市民の憩いの場。

1535年ペルーのインカ帝国を征服したことで知られる、スペイン人の「コンキスタドール(征服者)」フランシスコ・ピサロは、海上交通の利便性から、現在のペルーの首都リマに、植民都市を建設しました。

その後、リマは南米で産出した銀をヨーロッパに輸出する中継地となり、スペインの南米支配において重要な役割を担いました。

リマ大聖堂は、そんな植民地時代に建てられた歴史的建造物のひとつで、1988年に「リマ歴史地区」の一部として世界遺産に登録されました。

リマ大聖堂建設の経緯

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細かい彫刻や装飾が施された、リマ大聖堂の外壁。

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ライトアップされた夜のリマ大聖堂。

1541年、当時のローマ法王パウロ3世が大勅書を発したことを受け、ペルー最古の大聖堂であるリマ大聖堂の建設が開始されました。

もともとは、フランシスコ・ピサロが自ら礎石を置いたとされる小規模な教会でしたが、その後の大地震による被害を受けて、幾度もの増改築が繰り返されることになります。

その結果、19世紀には、バロックやロココ、ゴシック様式など、多様な建築様式が混在する現在の姿になったのです。

リマ大聖堂の見どころ

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リマ大聖堂の内部。両側には、「Capilla (カピージャ)」と呼ばれる礼拝堂が並んでいる。(Agatha Kadar / Shutterstock.com)。

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ゴシック建築の「リブ・ヴォールト」と呼ばれる天井。星がきらめく天空を再現しているという(Agatha Kadar / Shutterstock.com)。

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金で装飾された、高さ10mを超える巨大な主祭壇(Agatha Kadar / Shutterstock.com)。

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壁に描かれたカラフルな絵画も見どころのひとつ(Agatha Kadar / Shutterstock.com)。

リマ大聖堂最大の見どころである主祭壇は、南米じゅうから採掘された金で装飾されており、大航海時代におけるスペインの絶大な力を誇示しています。

また、リマ大聖堂の奥に併設されている宗教芸術博物館には、16世紀以降の宗教画調度品、当時の司教たちが身に着けていた装束などが展示されているほか、フランシスコ・ピサロが処刑したインカ帝国最後の皇帝アタワルパをはじめとする、歴代インカ皇帝の肖像画もここで見ることができます。

DATA

◉アクセス:ホルヘ・チャベス国際空港からリマ歴史地区まで、タクシーで約15分。
◉休業日:日曜日

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