みなさん、猛暑ですね……。ということは、ビールが美味しいということです。
ちなみに、僕はワインよりもビールが好きなめずらしいイタリア人ですので、日本の「生ビール」も大好き。
ですが、日本人の「お酒の飲み方」については、あまり良いとは思えません。
僕がお酒を飲むときに大事にしているのは、「Quality vs Quantity」=「量より質」。
特にビールに関しては、日本人は安いビールを何杯も飲むイメージですが、僕は美味しくて質の良いビールを1杯だけ、ゆっくり時間をかけて楽しむ飲み方が好きです。ウィスキーみたいにね◎
居酒屋の生ビール以外に、世の中には何百種類もビールがあって、さらに何千もの醸造所がそれぞれのビールを作っているんです。「生」
ということで、これから僕がオススメしたい、世界のビールを紹介していきたいと思います◎
ただし、注意してほしいことがひとつ。
今回紹介するビールには、アルコール度数が生ビールの2倍ぐらいのものもあるので、
そうすれば、
モチロン、人によりますが。
「ベルギービール」はなぜこんなに有名なのか?

ボトルやラベルのデザインもそれぞれ違い、コレクションしたくなる可愛さも◎(Marc Venema / Shutterstock.com)。

日本でいちばん有名なベルギービールともいえる、「Hoegaarden(ヒューガルデン)」(pil76 / Shutterstock.com)。

ベルギービールには、それぞれのビールにそれぞれ専用のグラスがあるのも、魅力のひとつ(Kraft_Stoff / Shutterstock.com)。
答えは、「美味しいから」。
でもそれだけじゃなくて、
12世紀以降、ベルギーのキリスト教修道院では、教会運営のために
その後700年間、教会はずっとビールを造り続け、作り方や
現在、世界にはビールの醸造所が1万9000件ほどありますが、そのうちベルギーには224件もの醸造所があります。
つまり、世界の1.17%
そして、224件も醸造所があると、もちろんビールの種類もいっぱいあります。
基本的に、ベルギービールは「エールビール」がメインです。エールビールは「ラガービール」よりもフルーティーな感じなので、とても飲みやすく、女性にも人気があります◎
では、「ベルギーエール」の種類を見てみましょう!
1. Belgian White – ベルギーホワイト

「Hoegaarden(ヒューガルデン)ホワイト 4.9%」(Egor Fomin / Shutterstock.com)。
ホワイトビールは、麦芽のない小麦と麦芽のある大麦で造られていて、小麦の風味が良く、分厚いクリーミーな質感が特徴です。
おすすめのビールは、「Hoegaarden(ヒューガルデン)ホワイト 4.9%」。日本でもインターナショナルなスーパーならよく見かけます◎
2. Blonde(Golden Ale) – ブロンド(ゴールデンエール)

「Duvel(デュベル) 8.5%」(artjazz / Shutterstock.com)。
「ピルスナーモルト」という麦芽を使って醸造されていて、エールより風味が強く、
ベルギーで最も有名なゴールデンエールは、「Duvel(デュベル) 8.5%」。
オランダ語の方言で「悪魔」を意味し、「世界一魔性を秘めたビール」と称されるゴールデンエールの最高峰です!
こちらも日本で購入でき、「
3. Lambics – ランビック

ランビックビール。
「ランビックビール」は自発的に発酵したビールです。
屋外といっても、首都ブリュッセルの南西に位置するパヨッテンラント地方でのみ醸造される特別なビールで、別の場所で醸造した場合、同じ味にはなりません。
ちなみに、ランビックのなかにも3種類あります。
1. ストレート・ランビック

「Cantillon Iris(カンティヨン・イリス)6.5%」。
ビール樽から直接ボトルに入れたような、ランビックのなかでいちばん強い味が特徴です。
おすすめは、「Cantillon Iris(カンティヨン・イリス)6.5%」。
2. フルーツ・ランビック

「Mort Subite Kriek Lambic( モルト・スビット・クリーク・ランビック)4.0%」(Marc Venema / Shutterstock.com)。
その名のとおり、モモやチェリーなどのフルーツを加えたビールで、
おすすめは、「Mort Subite Kriek Lambic( モルト・スビット・クリーク・ランビック)4.0%」です。
3. グーズ・ランビック

「Lindemans Gueuze(リンデマンス・グーズ) 4.5%」(enricobaringuarise / Shutterstock.com)。
味のバランスを生み出すために、長期間かけて醸造したビールと、短期間で醸造したビールを混ぜた後、さらに1年間かけて醸造する、手間ひまかけて造られるビール。
おすすめは、「Lin