ヨーロッパの一生に一度は訪れるべき美しい小さな街では、ゆっくりとした時間が流れ、オープンカフェに座って道行く人々やロマンチックな景色を眺めているだけで、心が癒されていくのを実感できます◎
今回は、そんなヨーロッパのロマンチックな小さな街のなかから厳選した10カ所をご紹介していきます。
6. バレストランド(Balestrand)【ノルウェー】
ノルウェー5大フィヨルドのひとつである「ソグネフィヨルド」。その北端に位置するバレストランドは、雄大なフィヨルドの絶景を目の前で堪能できる街です。
フェリーに乗って向かう人口約2000人のこの小さな街は、特に18世紀に建てられた「クヴィクネス・ホテル(Kviknes Hotel)」で知られています。
フィヨルドの景観を眺めながら美味しい食事が堪能できるダイニングルームや、美しい北欧家具やアート作品が並ぶアンティークなロビーなど、ロマンチックの代名詞のような滞在が約束されています◎
7. ケンブリッジ(Cambridge)【イギリス・イングランド】

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ケム川に沿ったイングランド東部の街、ケンブリッジ。
なによりも、1209年に創立された名門ケンブリッジ大学で知られています。
ダーウィンやチャールズ皇太子なども通ったこの大学には、一般人でも自由に入ることができ、構内にそびえ立つゴシック様式の礼拝堂とその合唱団が有名なキングス・カレッジ、ヘンリー8世が創設したトリニティ・カレッジ、16世紀に建設されたグレート・ゲートがあるセント・ジョンズ・カレッジなどを見ることができます。
8. ポジターノ(Positano)【イタリア】
世界で最も美しい場所のひとつといわれる、イタリア南部のアマルフィ海岸。そのアマルフィを象徴する風景が、ポジターノです。
崖の上に張りつくようにして建ち並ぶカラフルな家々と紺碧の地中海が、思わず見とれてしまうような絶景を織り成しており、世界中から観光客が訪れています。
そのため、4~10月にかけてのハイシーズンになると、人口3900人ほどの小さな街は海岸も街も人であふれ、宿泊料金も非常に高くなってしまいます。
そのため、のんびり過ごしたいなら、ハイシーズンの前後に訪れることをオススメします。
9. バラジュック(Balazuc)【フランス】
南フランスに位置するバラジュックは、フランスの最も美しい村にも登録されている美しい街。
アルデシュ川に面した崖の上に造られた街には、城塞や教会、塔をはじめ、11~13世紀に築かれた石造りの建物が立ち並びます。
また、アルデシュ川に架かる高さ60mの巨大なダルク橋の下では、カヌーやカヤックといったアウトドアを楽しむこともできるほか、ボートに乗って街に向かうというアクセス方法も、とてもロマンチックです。
10. サン・モリッツ(St. Moritz)【スイス】
スイス東部、アルプス山脈のふもとに位置するサン・モリッツは、古くから湖畔の山岳リゾートとして知られる美しい街。
小さな街ですが、これまでに2度冬季オリンピックが開催されたほか、街全体が世界遺産にも登録されています。
夏はアルプス登山の起点や湖でのウォーター・アクティビティ、冬はスキーやクロスカントリー、凍った湖でのスケートなどが楽しめ、スポーツ好きな人には特にオススメ。
ただし、世界的にも物価の高いスイスのなかでも特に予算が必要なサン・モリッツ。お財布事情が厳しいという方は、日帰り旅行でも十分楽しめます◎