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【ワイワイ・タイ日記 vol.3】タイのローカル美容院に行ったら、驚きの連続だった件。

タイの首都バンコク近郊に住み始めて10年。いつか日本に帰ろうと思いつつ、タイ人と結婚して、娘も授かったと思ったら、日本に帰るどころか母までタイに呼び寄せて、現在は旦那、娘、母と4人暮らし

タイ生活でのハプニング、タイの美味しい物、タイの楽しい所などなど、生のタイ情報をお届けします◎

今回は、タイの美容院についてお伝えしましょう!

母、タイの美容院に行く。

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ザ・ローカル! といった雰囲気の、バンコクの美容院(というより床屋)。さすがにこんなお店に行く勇気はありません(flydragon / Shutterstock.com)。

先日、タイで一緒に暮らしている母が、タイで美容院に行くことになりました。

髪が伸びて白髪が目立ってきたので、根元部分の髪を染めたいということでした。

タイの美容院と言っても、最近は日本人の美容師さんがいる美容院もたくさんありますし、腕の良いタイ人の美容師さんもモチロンいると思います。

しかし、今回は時間もなかったうえに、ちょっと美容院代をケチろうということ(笑)で、家の近くにあったローカルの美容院に行くことにしたのです。

髪を染めるのに2日がかり!?

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タイらしいビビッドカラーの壁の床屋さん(Irafan Leedong / Shutterstock.com)。

そんないきさつで訪れた、タイのローカル美容院。

白髪染めをしたいという希望を伝えると、まず、髪を染めるための薬液には2種類あると言われました。

ひとつはハーブを使った薬液で、もうひとつは日本でもよくある感じの薬液です。

じつは、この前日に義姉が同じ美容院に来ていて、ハーブを使った薬液で髪を染めたようでした。

義姉によると、ハーブの薬液なら少なくとも3時間はかかるとのこと。しかも、義姉は美容院の閉店2時間前に行ったため、髪に薬液を付けたままいったん帰宅して、ターバンのようなモノを髪に巻いてひと晩過ごし、さらに翌日、つまり私たちと一緒に再度美容院に行ってから薬液を流すためにシャンプーをしてもらっていたんです。

髪を染めるのに、トータル2日。

突っ込みどころはいろいろとありますが、一番気になったのは、そんなにずっと薬液を放置して髪が傷まないのか? ということ。

詳しくは聞きませんでしたが、自然のハーブを使っているから傷まないのかもしれません……。

そして肝心の仕上がりはというと、2日もかけたのに「う〜〜ん……根元染まってないですよね?」という感じ。

しかし、義姉は特に気にしていないようでした。おおらかなタイ人だから、そんなことは気にしないんでしょうか?

これが日本なら確実に苦情を言っていいレベルで、染め直しになると思います。

豪快すぎるシャンプーと、丁寧すぎるマッサージ

結局、母は義姉の仕上がりを見る前でしたが、3時間も待てないということで、もうひとつの普通の薬液を選びました。

まずは、日本と同じようにシャンプーからです。ただし、日本のようにリクライニングできるようなイスではないため、自分で位置を決めてからイスの上に寝っ転がります。

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すでにリクライニング状態になっているイスに寝っころがり、シャンプーされる母(photo by ニカーン)。

当然、顔にタオルをかけてくれるなんていうサービスもありません。

そして流すときは、「お湯」ではなく「水」です。

タイは外の気温が高く、水と言っても少し温まった水なのでまだマシなのですが、湯加減まで気にしてくれる日本の美容院に慣れている母は、やはり少し驚いたようでした。

そして何よりも驚いたのは、水でシャンプーを流すときの豪快さ

服が濡れるぐらい体にまで水がかかっていて、シャンプー後に起き上がった母の背中がビッショリ濡れていたのを見たときは、私も思わず笑ってしまいました(笑)。

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背中の方までびしょ濡れになってしまった母(photo by ニカーン)。

そもそもシャワーケープもなかったので濡れて当たり前なんですが、さすがタイだなと感心したのは、マッサージが長くて上手だった点です。

タイは安くて上手なマッサージ屋さんがたくさんあるので、こういったローカルの美容院でも取り入れているのかもしれません◎

日本人とタイ人の時間感覚

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薬液をつけられている母。店内はとてもスッキリしていてクリーンな雰囲気(photo by ニカーン)。

さて、そんな驚きのシャンプーが終わって、ここから髪染めの薬液をつけていきます。

事前にどのくらい時間がかかるか聞いたところ、「1時間で終わる」とのこと。

私は母を待っている間にマッサージにでも行こうかなと思っていましたが、意外にも早く終わりそうなので、お店で待つことにしました。

やがて母の髪に薬液をつけ終わり、タイマーでも設定するのかと思っていたら、まったくそんな気配はありません

母は髪に薬液をつけられたまま放置され、美容師さんは一緒に行っていた義姉のヘアセット(この後パーティーがあったので)に取りかかりました。

そしてこのヘアセットに思ったより時間がかかり、その間母は待ちぼうけ。

義姉のヘアセットが終わり、ようやく母のところに戻ってきましたが、色の確認もせずそのままシャンプー台へ通され、ふたたび例の水シャンプーをされてようやく終了。

結局すべてが終わったのは、最初に言われた2倍の時間「2時間後」でした。

だからと言ってここはタイなので、スタイリストさんも義姉も気にするそぶりナシ。義姉にいたっては、次に待っているお客さんがいるにもかかわらず、いきなり「ちょっとネイル塗って〜」と言いはじめ、しかもスタイリストさんも軽くオッケー!

きっと待っているお客さんも気にしないんでしょうが、むしろ私の方が「申し訳ないな〜……」と思ってしまいました。

気になる仕上がりと料金は?

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こちらはショッピングモールの中にある美容院。割とオシャレです(William Phillip / Shutterstock.com)。

いろいろと面白かったタイのローカル美容院でしたが、肝心の仕上がりはというと、今のところ意外とイイ感じです!

ショッピングモールの美容院に行った際は「2000バーツ(約6600円)」と言われたところ、今回のローカル美容院では半額の「1000バーツ(約3300円)」で済みました。

髪を切ってもらう勇気はまだないですが、時間さえ気にしなければ、髪染めぐらいなら問題なさそうです◎

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