【世界のビール #4(後編)】「イタリアビール」の種類とオススメtop

【世界のビール #4(後編)】「イタリアビール」の種類とオススメ

”伝統的なビール”とか、”イタリアらしいビール”とか、”これぞイタリアビール!” というのは特にないため、今回は、2017年のBEST 3のマイクロ・ブリュワリーをご紹介しましょう◎

第3位 「Okie Matilde – Toccalmatto(オーキー・マティルデ – トッカルマット醸造所)」

↑ 「Okie Matilde(オーキー・マティルデ)」

エミリア=ロマーニャ州にある「Toccalmatto(トッカルマット醸造所)」が造る、ベルギーのトラピスト風なビールです。

ベルギーの「Orval(オルヴァル)」というビールと同じ、ブレタノマイセス(Brettanomyces)という特別な酵母を使い、さらにアメリカのホップでアレンジしたことで、強い香りのビールになりました。

アルコール度数は6.2%です。

第2位 「Winters – Ebers(ウィンターズ – エーベルス醸造所)

↑ 「Winters(ウィンターズ)」

プーリア州にある「Ebers(エーベルス醸造所)」は、このビールを醸造するのにかなり努力しました!

5種類のモルトを使ってブラウンシュガーやハチミツのような味を生み出し、後味はリコリス(甘草)のような風味が残ります。

アルコール度数は8.0%です。

ちなみに、「Winters(ウィンターズ)」=「冬」という名前のとおり、重くて複雑な味なので、夏に飲んだらあんまりスッキリしないかもしれないけど、冬に飲むにはピッタリなビールです!

第1位 「Super Tramp 3 – Decimoprimo(スーパー・トランプ3 – デチモプリモ醸造所」

↑ 「Super Tramp 3(スーパー・トランプ3)」

第1位は、プーリア州「デチモプリモ醸造所」を営む、コニェッティ(Cognetti)夫妻が考案したビールです。

この「Super Tramp(スーパー・トランプ)」には4種類ありますが、今回は最も人気なNo.3を紹介します。

酸味のある味が特徴で、オーク樽で醸造し、2回に分けて発酵させています。1回目は普通の発酵ですが、2回目の発酵の際に「ペルコカ(Percoca)」というジューシーなモモのようなフルーツの果汁や、3%の砂糖も加えます。

そして、10カ月たったら、完成

 

どうですか? イタリアでワインしか飲まないのはもったいないでしょう?

イタリアでしか飲めない美味しいビールもいっぱいありますので、行く機会があったらぜひトライしてみてください◎

【世界のビール #4(後編)】「イタリアビール」の種類とオススメ01

2015年にミラノで開催された万博には、「Poretti(ポレッティ)」のブースもあった。

おまけ

ワインの国イタリアでも、やっぱりピザに合うのはビール

たしかにサラミやプロシュート(生ハム)、チーズ、にはワインが合うかもしれませんが、ピザとワインなんて、絶対やめといた方がいいです。(笑)

【世界のビール #4(後編)】「イタリアビール」の種類とオススメ02

イタリア人でも、ピザにはやっぱりビール!

ちなみに、イタリア語で「ビールください!」は、「 Una birra per favore!(ウナ・ビッラ・ペル・ファヴォーレ!)」というのですが、日本みたいに「生ビール」なんてないから、それだけでは通じません。先にどのビールにするか、決めてから注文しましょう!

キーワード

【世界のビール #4(後編)】「イタリアビール」の種類とオススメのページです。ドッカは、【Food、イタリア、ドリンク、ビール】の最新ニュースをいち早くお届けします。