身近な食べ物に隠された、「え?そうなの?」なお話 #5-top

身近な食べ物に隠された、「え?そうなの?」なお話 #5

ふだん何気なく口に運んでいる食べ物には、さまざまな逸話が隠されています。

そう、私たちの身体を作る食べ物には、それぞれに歴史があるのです。

ここでは、身近な食べ物に隠された、「え? そうなの?」なお話をご紹介! 新しい発見を通して改めて食べ物を見てみると、また違った味わい方ができるかもしれません◎

01. 「トブラローネ」と「戦車」の関係

身近な食べ物に隠された、「え?そうなの?」なお話 #5-01

emka74 / Shutterstock.com

黄色い三角柱のパッケージを開けると、三角のギザギザが連なるチョコレート。とっても有名なこのチョコレート菓子「トブラローネ(Toblerone)」は、1908年にスイスで生まれました。

その形は、マッターホルンをイメージしているともいわれています。

話は変わって、世界大戦時のこと。戦時下の国々では、対戦車用の障害物として、高さ1.2メートルの鉄筋コンクリートブロックでできた、三角形の巨石が延々と並べられました。

身近な食べ物に隠された、「え?そうなの?」なお話 #5-02

第2次世界大戦中、「龍の歯」を並べるアメリカ軍。

「龍の歯」とも呼ばれるこの対戦車用の障害物、スイスでの名称「トブラローネ・ライン」と呼ばれ、今では観光名所になっています。

02. 「ホウレンソウ」はゆでて食べよう

身近な食べ物に隠された、「え?そうなの?」なお話 #5-03

「健康にいい」と、小さい頃から刷り込まれている野菜といえば、ホウレンソウ。ですが、食べ方を間違えると、「三大激痛」といわれる「尿路結石」になる恐れがあるのです。

結石の原因でいちばん多いのが、シュウ酸カルシウム。シュウ酸には体内のカルシウムを集めてしまうはたらきがあり、そのシュウ酸が多く含まれるのが、ホウレンソウなのです。

ですが、幸いにもシュウ酸は水溶性。ホウレンソウを食べる際は、分量の5倍くらいのお湯で下ゆでをしてから食べましょう。水に何分か浸すのも効果的です◎

ということで、美容と健康にいいからと、ホウレンソウを生のままスムージーにはしない方がいいでしょう。もしくは、ホウレンソウと一緒にカルシウムを食べれば、結石リスクを下げることができます。

03. イギリス人は1日中「紅茶」を飲んでいる

身近な食べ物に隠された、「え?そうなの?」なお話 #5-04

紅茶といえば、イギリス。イギリスでは、お茶を飲む時間というのが、伝統的に1日のスケジュールに組み込まれています。さて、イギリス人は1日に何回紅茶を飲むことになっているのか、見てみましょう!

■ 1回目「アーリー・モーニング・ティー」 …… 朝起きてすぐに飲む、お目覚めの紅茶。

■ 2回目「ブレックファスト・ティー」 …… 朝食時の紅茶。

■ 3回目「イレブンジズ・ティー」 …… 午前中のひと仕事を終えての紅茶。

■ 4回目「ランチ・ティー」 …… 昼食時の紅茶。

■ 5回目「アフタヌーン・ティー」 …… 16:00~17:00くらいに軽食とともに飲む紅茶。スコーンと紅茶だけの簡略したものは、「クリーム・ティー」と呼ばれます。

■ 6回目「ハイ・ティー」 …… 17:00~18:00くらいにディナー前の軽い夕食とともに飲む紅茶。

■ 7回目「アフターディナー・ティー」 …… ディナーの後に、ゆったり飲むお茶。

■ 8回目「ナイト・ティー」 …… ベッドに入ってから就寝前に飲むお茶。ハーブティーや、リキュール、ウィスキーを入れることも。

なんと、1日8回!! 2時間おきに紅茶を飲んでいる計算です。起きている時間はほぼ飲み続けですね……。

04. 「練馬大根」の生みの親は「犬公方」

身近な食べ物に隠された、「え?そうなの?」なお話 #5-05

「練馬大根」、聞いたことがありますでしょうか? 練馬とは東京・練馬区のことで、江戸時代~昭和30年頃まで、大根と言えば練馬、練馬と言えば大根、でした。

それにしても、なぜ練馬で大根だったのでしょうか?

「生類憐みの令(しょうるいあわれみのれい)」で特に犬を過度に大切にさせたことから、犬公方(いぬくぼう)」として悪名高い徳川綱吉は、将軍になる前、脚気(かっけ)をわずらいました。そのとき、占い師に「江戸城の西北で、”馬”のつく場所で養生しろ」と言われ、練馬に引っ越しました。

しかし、ヒマを持て余した綱吉将軍は、そこで大根の栽培を始めてみたところ、土地に合って名産になった、と言われています。

今は練馬区も住宅街になって大根の生産が激減してしまったので、平成生まれには耳遠い名前かもしれません。

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