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【世界のハーブ vol.13】カフィアライム(コブミカン)

エスニック料理を引き立てる、さわやかな香り

【世界のハーブ vol.13】カフィアライム(コブミカン)01

カフィアライムの葉と果実。表面がでこぼこしていることが、「コブミカン」という和名の由来となった。

東南アジア原産柑橘(かんきつ)類の一種である、カフィアライム和名では「コブミカン」タイでは「バイマックルー」とも呼ばれています。

2枚の葉がつながったような、カフィアライム独特の形の葉には、柑橘系のさわやかな強い芳香があり、東南アジアではカレースープ肉・魚料理などの風味付けに欠かすことのできない代表的なハーブとして、よく利用されています。

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2枚の葉が連なっているように見える、カフィアライムの葉。これは、柑橘類の葉によく見られる、葉の柄の部分にあるのは葉ではなく葉状のヒダで、特にカフィアライムの場合はこのヒダが本来の葉と変わらないくらい大きくなるため、もう1枚葉があるように見える。

一方で、カフィアライムの果肉は苦味が強いため、料理には向きませんが、葉と同じく強い香りを持つ果皮は、すりおろして料理に使われます。

また、果皮と果肉に含まれる精油(エッセンシャルオイル)成分の「リモネン」には、フケやかゆみを防ぎ、抜け毛を抑える効果があるとされ、タイインドネシアなどでは、古くからカフィアライムの実を頭皮のマッサージなどに利用しています。

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カフィアライムの精油。

スパイシーな料理に最適

東南アジアでは、カフィアライムの乾燥または生の葉を、カレーやスープにそのまま加えて煮込むほか、細かく刻んでさつま揚げなどの練り物に加えて使います。

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乾燥させたカフィアライムの葉。

このほか、ガランガルレモングラスなどと合わせれば、本格的な「トムヤムクン」の香り付けとして使えます。

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タイを代表する料理、「トムヤムクン」。

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タイ南部の料理「ゲーン・タイ・プラー」。「タイ・プラー」という魚の内臓を発酵させたソースが名前の由来になっている。

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トムヤムクンの一種である、タイの「トムヤムプラー」。エビの代わりに「魚肉(プラー)」を使うと、こう呼ばれる。

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カフィアライムのハーブティー。

カフィアライム(コブミカン)の育て方

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カフィアライムの木。

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カフィアライムの花。

育てやすさ : ★★☆☆☆
植え付け : 4~5月
花期 : 6~7月
収穫 : 5月~10月

▪寒さが苦手なため、関東以西の日当たりが良く暖かい地域に適している

▪冬は乾燥と雪・霜に注意する

ABOUT THE HERB

和名 :コブミカン
学名 :Citrus hystrix
分類 :ミカン科/常緑低木
原産地 : 東南アジア
草丈 : 3~10m
使用部分 :葉、果実
用途 : 料理、美容健康 など
効能 : 抗がん、殺菌、消化促進、抗炎症、血行促進 など

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