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「海外移住」を決める前に知っておきたい、3つの心得

一度は「海外に住んでみたい」と思ったことがあるという人も多いかもしれません。

海外に出ることで、たくさんの出会いがあり、さまざまな考え方や価値観に遭遇し、視野が広がり、生きるために大切なことの多くを学ぶことができます。

それはかけがえのない体験であり、自分自身を成長させてくれる最高のチャンスでもあります。

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とはいっても、「海外移住」を決意するのはひと筋縄ではいかないのも事実。「移住」となると、「旅行」として海外に行くよりも格段にハードルは高くなります。

筆者も国際結婚を機にイギリスへ移住して10年になりますが、海外での生活は決して楽しいことばかりではないことを実感しています。毎日の暮らしのなかで、不便さ孤独感不満緊張感などを味わうことも少なくありません。

そこで今回は、海外移住をお考えのみなさんに、行ってから後悔しないためにも知っておくべき「海外移住の裏側」をご紹介します。

言葉の習得は想像以上に大事!

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 「旅行」だけなら、英語が話せなくてもなんとかなりますし、分からないからこその面白さもあるでしょう。でも、「移住」となると話は別。

やはり、移住したい国の言葉(公用語)でコミュニケーションができるかどうかがカギとなります。

言葉が理解できなければ、仕事につくこともできませんし、現地のコミュニティーに参加することも難しくなってしまいます。

また、病院にかかるとき銀行口座の開設住居の賃貸契約や、居住ビザの申請行政の手続きなども現地で自分の力で行わなければいけません。そのため英語だけでなく、英語が広く通じている国でも、現地の公用語はしっかりと身につけておいた方が良さそうです。

海外で仕事を見つけるには!?

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海外移住をするためには、その国に長期滞在するためのビザが必要になります。国際結婚の場合は婚姻ビザを取得しますが、そうでない場合は就労ビザを取得することがほとんどです。

「就労ビザ」を獲得するためには、まず現地で就職先を見つけることから始まります。

日本と同じで海外でも、現地の言葉でのコミュニケーションスキルと、業務をこなすことのできる経験やスキルがなければ、仕事を獲得するのはなかなか難しいのが現実のようです。

ただ、スタッフが全員日本人の職場に限り、英語(または現地語)スキルのハードルが低くなることもあるので、英語があまり得意でないという人は、日系企業に絞って就職活動を行ってみるのもいいかもしれません。

家族や友人と離れて暮らすということ

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海外移住への希望に胸をふくらませているときには、日本へ残す家族や友人のことに目を向けるのを忘れてしまいがちです。

私自身、日本を発つときには、イギリスで始まる新生活のことで頭がいっぱいで、日本の家族や友人たちと離れることが、いったいどんなことなのかきちんと考えていなかったように思います。

当たり前のようにいつもそばにいてくれた人たちと、会いたいときに会えなくなるという寂しさ。家族が病気になったときや、友人の結婚式など、駆けつけたくても、すぐに戻ることはできないもどかしさ。

海外に住むということは、得るものだけではなく失うものもあることを知っておくことも大切かもしれませんね!

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