海外旅行中、「ちょっといいレストランに行くことになったけど、着ていけるようなステキな服がな~い!!」なんて経験をしたこと、ありませんか?
そもそもフォーマルなドレスって、かさばるし、シワになるし、旅行には本っ当に不向き! とはいえ、海外のオシャレなお店で美味しい料理を食べられる、せっかくのチャンスは逃したくない……。
そんな旅好き女子のお悩みをすべて解決してくれるのが、アメリカ女子のマストアイテム「ラップドレス」なんです!
そこで今回は、アメリカに留学した経験のある筆者が、この「ラップドレス」の魅力についてご紹介しようと思います◎
そもそも「ラップドレス」とは?
「ラップドレス」は、英語で「Wrap Dress」と書きます。
「wrap」=「包む」という意味のとおり、着物のように前で打ち合わせて、体を包み込むところから付いた名前で、もともとは日本の着物からインスパイアされたドレスなんだそう!

確かに、着物のシルエットとそっくり◎
1970年代、アメリカの有名ブランドである「Diane von Furstenberg(ダイアン・フォン・ファステンバーグ)」から誕生したジャージー素材のドレスがその始まりでした。
そして、誕生してから40年以上が経った今でも、アメリカで不動の人気を誇っているのです。

Diane von Furstenberg(ダイアン・フォン・ファステンバーグ)のファッションショーで、人気モデルのケンダル・ジェンナーが着用したラップドレスは、シンプルでシックなモノトーン(FashionStock.com / Shutterstock.com)。

同じくDiane von Furstenberg(ダイアン・フォン・ファステンバーグ)のファッションショーにて。総柄デザインがラップドレスの基本でもある(Ovidiu Hrubaru / Shutterstock.com)。

デザイナーのDiane von Furstenberg(ダイアン・フォン・ファステンバーグ)。
「ラップドレス」の魅力
そんな「ラップドレス」。ここまで人気がある理由は、まずその上品さとシルエットの良さにあります。
↑ ジャージー素材とは思えない上品なシルエット。
また、ジャージー素材でできているため、くるくるっと丸めてしまえばとてもコンパクトに収納&持ち運びができるうえ、なんといっても軽い! そしてシワにもならない!!
↑ 旅のお供に最適なラップドレス。カジュアルダウンしても◎
さらに、着物と同じように前で打ち合わせるということは、つまりサイズも自分で調節できるということ。ステキなレストランでついつい食べすぎても、トイレでササッとリボンを調整すれば、お腹が苦しくなることもありません◎
↑ サイズが調整できるということで、妊婦さんにもオススメ◎
締め付けられず、動きやすいことから、北米やヨーロッパでは、働く女子の強い味方として、世代を問わず愛され続けているんです。
↑ 世代を問わず着られるのも大きな魅力。
もはや言うことなしの、「スーパードレス」であるラップドレス。
最近ではさらにその人気が高まり、日本にも店舗を構える「Banana Republic(バナナ・リパブリック)」や「Forever 21(フォーエバー21)」などなど、ハイブランドからファストファッション・ブランドまで、さまざまなショップで手に入れることができます◎
次回の旅のお供に、1枚いかが?