批判され続けた昔を、今なら懐かしく思い返すことができるわ。なぜなら批判されるたびに、“私”が出来上がっていったの。
by ブリー・ラーソン( Brie Larson )/ 女優、シンガーソングライター、映画監督
↑ 飾らない自然体な雰囲気も、人気の理由のひとつ。
↑ 2019年には、主演したディズニー・マーベルの大作映画「キャプテン・マーベル(Captain Marvel)」の公開が控えている。
アメリカの人気放送局、ディズニーチャンネルでTV映画に出演しても放送が見送られたり、アルバムを製作してもリリースされなかったりと、不運の10代を過ごしたブリー・ラーソン。
「20年くらいトライ&エラーを繰り返してきたわ。本当にめちゃくちゃな時期だった」と振り返ります。そして、その間に受けた数々のオーディションではたくさんのダメ出しも受けてきたそう。
「目が茶色すぎる、身近にいるタイプすぎる、個性的すぎる、いい人に見えすぎるって言われ続けてきた」とか。
アカデミー主演女優賞を受賞した主演映画『ルーム(Room)』の演技が多くの人の心を動かしたのも、それを乗り越えてきたからこそ。
原文: Now I look back on it fondly because it made me every single time solidify who I was.
Profile
1989年、アメリカ・カリフォルニア州サクラメント生まれ。
10代でデビューするがヒット作に恵まれない時期が続いた。2016年に映画『ルーム(Room)』でアカデミー主演女優賞を受賞、演技派女優として脚光を浴びる。
また、2005年にミュージシャン、シンガーソングライターとして本格的に音楽キャリアを開始、大手レコードレーベルでデビューアルバムをリリースした経験もあるほか、2017年には、映画「Unicorn Store」で監督、主演、製作を務め、長編映画監督デビューを果たした。
私生活では長年交際していたロックミュージシャンのアレックス・グリーンウォルド(Alexander Greenwald)と、2016年に婚約を発表した。
出典:『Be yourself あなたのままでいられる80の言葉』 長坂 陽子著(メディアソフト)

『Be yourself あなたのままでいられる80の言葉』 長坂 陽子著(メディアソフト)
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