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【キューバ】ハバナ大聖堂「スペイン植民地時代をしのぶ、バロック様式の白い大聖堂」

コロンブスが1492年にカリブ海に浮かぶキューバ島を発見すると、スペインはこの地を征服し、現在のキューバの首都、ハバナを建設しました。港には、アフリカから来た奴隷船や、キューバ産の砂糖とタバコを積んだ船が行き交い、ハバナは貿易と造船業で繁栄していきました。

当時築かれた、スペイン・コロニアル様式の美しい街並みから、1982年に「オールド・ハバナとその要塞群」として世界遺産に登録されました。

ハバナ大聖堂の歴史

ハバナ大聖堂(サン・クリストバル大聖堂)は、1776年にキューバにおけるカトリック信仰の拠点としてが築かれました。

ハバナ旧市街の中心部にあり、17世紀の石畳が敷き詰められたカテドラル広場に面し、スペイン・バロック様式で建てられた荘厳な聖堂には、かつてコロンブスのひつぎが安置された時期もあったといいます。

スペインの統治以来、カトリックはキューバに浸透し、人々の信仰の大多数を占めていきました。キューバ革命以降は信仰が制限され、ハバナ大聖堂を訪れる人は減少しましたが、近年は信仰の自由が認められるようになり、大聖堂もかつてのにぎわいを取り戻しつつあります。

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カテドラル広場と、正面から望むハバナ大聖堂。現在の建物は1704年に再建されたもので、波打つようなファサードが特徴的。「キューバ・バロック建築の傑作」と称されている(Atomazul / Shutterstock.com)。

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正面に大きな2つの塔をもち、右の塔には重さ7トンにもなる鐘が吊り下げられている。

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ハバナ大聖堂の内部。壁は微妙に色が異なる石が絶妙に組み合わされており、スペイン黄金期の時代をしのばせている(photosounds / Shutterstock.com)。

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豪華なシャンデリアと、多色大理石が敷き詰められた床。

ハバナ旧市街(オールド・ハバナ

16~18世紀にかけて築かれたハバナ旧市街(オールド・ハバナ)は、白く優美な建物が建ち並ぶその町並みから、別名「アンティル諸島の真珠」とも呼ばれています。

特に、ハバナ大聖堂が建つカテドラル広場では、いくつもの露店やカフェが軒を連ね、美しい景観のなかで音楽の演奏などを楽しむことができます。

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スペイン植民地時代の面影を残す、ハバナ旧市街の街並み。

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スペイン・コロニアル様式の建物と、カラフルなクラシックカーは、ハバナを象徴する風景(Martyn Jandula / Shutterstock.com)。

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のどかな雰囲気の旧市街。旧市街には17~18世紀のバロック様式、新古典主義、アメリカから伝わったモダニズム、さらにアールデコとさまざまな時代の建築群が立ち並び、数多くの見どころがある(Kamira / Shutterstock.com)。

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ハバナの街は至る所にミュージシャンがいて、音楽にあふれている(Gil.K / Shutterstock.com)。

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革命広場に面する内務省ビルは、2009年に設置された、チェ・ゲバラの肖像が有名な建造物。チェ・ゲバラは、フィデル・カストロとともにキューバ革命を成功させた人物で、キューバの英雄となっている(Katarzyna Uroda / Shutterstock.com)。

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ハバナ大聖堂前のカテドラル広場のカフェでは、人々が思い思いにくつろいでいる(Anne Richard / Shutterstock.com)。

DATA

◉アクセス:ホセ・マルティ国際空港からハバナ旧市街まで、タクシーで約40分。

◉休業日:無休

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