「イグアスの滝」、「アマゾン川」......。「新・世界七不思議」には、"自然版"もあるらしい!6

「イグアスの滝」、「アマゾン川」……。「新・世界七不思議」には、”自然版”もあるらしい!

2007年、スイスに本拠地を置く「世界七不思議財団」が、世界中からの投票によって現代版の新・世界七不思議を決定しました。そしてその第2弾として4年後に選出されたのが、今回ご紹介する「新・世界七不思議 自然版」

インターネットや電話、文書による投票によって世界中の人々が選んだというこの自然版の「新・世界七不思議」ですが、電話投票と文書投票に関しては、ひとりで何回でも投票できるシステムになっていたことから、公平性が疑われているのもまた事実です。

とはいえ、どんな場所が選ばれたのか、やっぱりちょっと気になりますよね?

ということで、さっそく見てみましょう!! ちなみに、「新・世界七不思議」には”都市版“もあるらしいので、次回をお楽しみに……。

1. イグアスの滝【ブラジル、アルゼンチン】

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ナイアガラ、ヴィクトリアと並び数えられる「世界三大瀑布」のなかでも、最大規模を誇るのがこの「イグアスの滝」。アルゼンチンとブラジルの国境にまたがるこの滝は、275にもなる大小無数の滝から成り、最大落差は80メートル以上にも達します。

ちなみに「イグアス」という名前は、先住民族であるグアラニ族の言葉で「大いなる水」という意味。このイグアスの滝には、次のような悲しい伝説が残されています。

神がナイピという美しい女性に恋をして、結婚しようと計画していたところ、彼女は死んだ恋人タロバと一緒にカヌーで逃げてしまう。怒り狂った神は、川を切り裂いて滝を作り、2人が永遠に奈落の底へと落ち続けるようにした。

その滝が「イグアスの滝」となったというお話です。

たしかに、轟音を上げながらいつまでも流れ落ちる巨大な滝を目の前にすると、そのあまりの迫力に神の存在を感じずにはいられません。

2. アマゾン川【南アメリカ】

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南米大陸北部に広がる広大な熱帯雨林を流れ大西洋へと注ぐ、世界最大にして最長を誇る河川、「アマゾン川」。

その流域面積はオーストラリア大陸の面積に匹敵する705万平方キロにおよび、全世界の川の流量の、なんと25パーセントを占めるほどの、圧倒的な巨大さです。

ちなみに、「アマゾン」という名前の由来については諸説ありますが、探検家フランシスコ・デ・オレリャーナが、ギリシャ神話に登場する女人族「アマゾネス」にちなんで命名した、という説が一般的です。

3. コモド島【インドネシア】

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インドネシアの小スンダ列島に位置する「コモド島」。面積390平方キロ、人口約2000人のこの小さな島は、地球最大のトカゲである、野生の「コモドオオトカゲ」が生息することで特に知られています。

コモドオオトカゲは別名「コモドドラゴン」とも呼ばれ、最大全長313センチ、最大体重166キロにも達する姿は、まさにドラゴンのよう。

コモド島では、そんなコモドオオトカゲがのびのびと生活する様子を、間近で観察することができます。

4. 済州(チェジュ)島【韓国】

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「済州(チェジュ)島」は、朝鮮半島の西南、韓国の最南端に位置する火山島。

15世紀初め頃までは、「耽羅(タンラ)」という独立した王国がありましたが、現在ではその温暖な気候から「韓国のハワイ」とも呼ばれ、ゴルフ場やカジノなどの観光・娯楽施設が数多く点在し、リゾートとしても観光客が訪れています。

「新・世界七不思議 自然版」の選出にあたっては、「韓国国民の熱心な活動が背景にあったのでは……?」 という声もあるようですが、2007年には世界遺産にも登録されている、れっきとした絶景地。訪れて損はありません◎

5. ハロン湾【ベトナム】

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ベトナム北部のトンキン湾北西部にある「ハロン湾」。石灰岩が浸食されたことで生まれた大小3000もの奇岩や島々が海上に点在し、太陽の位置や雨、霧などの影響によって、これらの島々が彫刻作品のような美しい景観を織り成しています。

なお、「ハロン」は漢字で「下龍」と書きます。言い伝えによると、かつて中国がベトナムに侵攻してきた際、龍の親子が現れ口から宝玉を吐き出して敵を撃破し、その吐き出した宝玉が湾内の島々になったといわれています。

6. テーブルマウンテン【南アフリカ】

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南アフリカのケープ半島北部にある「テーブルマウンテン」は、その名前のとおり、山頂が約3キロにわたってテーブルのようにほぼ平坦になっているのが最大の特徴です。

この地形は、長い歳月をかけて柔らかい岩だけが風雨の浸食によって削られ、硬い岩だけが残った結果生まれたもの。

天候によっては、この平坦な頂上に薄く雲や霧がかかり、「テーブルクロス」と呼ばれる美しい現象を見ることができます。

7. プエルト・プリンセサ地底河川国立公園【フィリピン】

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Aleksandar Todorovic / Shutterstock.com

フィリピン諸島の南西にある浮かぶパラワン島。「プエルト・プリンセサ地底河川国立公園」では、島のセント・ポール山地にできた鍾乳洞内を流れる、世界的にも珍しい「地下川」を見ることができます。

この地下川が流れる鍾乳洞は海へとつながっていて、地下川の下流部分では潮の干満の影響を受けることにより、独特の生態系がはぐくまれることになりました。

洞窟内の調査では、小さな滝やさらに深い洞窟、縦横無尽に伸びる川の支流、高さ300メートルほどにもなる巨大なドーム、そして巨大なコウモリなどが発見されています。

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