独身時代やカップル時代は自由に旅行先を選べていても、子どもが生まれると、なかなか思い切った旅行先は選べないものです。
ですが、子連れだからといって国内やハワイだけに候補をしぼるのはもったいない!
小さな子どもがいるからこそ、大人だけの旅行とはひと味違った経験やチャレンジができるし、小さな頃の異文化体験は、子どもにとっても非常に貴重なものでもあります。
そこで今回は、子連れにオススメの海外旅行先を厳選してご紹介!
せっかく年末年始や2019年の10連休といった大型連休が控えている今、子どもがいるからといって冒険をあきらめてしまうのは、まだまだ早いですよ◎
1. エジプト

風に削られた、奇岩が点在する「白砂漠」。ここにある「バハレイヤオアシス」のツアーは特に人気で、白砂漠の上に輝く満天の星空を眺めることができる。

「世界一コスパが良いリゾート」として知られるダハブ。海沿いにあるカフェでのんびりと紅海を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
【オススメな人】冒険好きな家族
いきなりハードルが高そうに思えるエジプトですが、じつはとっても子ども向きな国。エジプト人は非常にキッズフレンドリーで、温かくもてなしてくれます。
そして子どもたちはきっと、ピラミッドをはじめとする古代のモニュメントを探検したり、絶景の広がる「白砂漠」でラクダに乗ったりして、大喜びしながら冒険を楽しむことでしょう!
そして、子どもが大好きなミイラが展示された「ミイラ博物館」では、ミイラができる過程を学べるなど、エジプトならではの文化を学ぶこともできます。
最後に、「世界一コスパが良いリゾート」として知られるダハブでは、色とりどりの熱帯魚が泳ぐ紺碧の紅海で、マリンアクティビティを思う存分楽しみましょう!
2. モルディブ

夢に描く南国の島そのものの光景が広がるモルディブ。
【オススメな人】豪華なビーチリゾートでリラックスしたい家族
言わずもがな、モルディブは予算に余裕があるなら子連れでなくとも行ってみたい、夢のリゾート!
モルディブではとにかく、子どもたちが大自然を思う存分満喫できるのが魅力です。
また、両親がビーチやレストランでゆっくり休みたい場合は、各リゾートに付属する無料のキッズクラブが利用できるのも、うれしいポイントです◎
3. レイキャビク【アイスランド】

アイスランドの首都レイキャビクの街の上に現れたオーロラ。街にいながらオーロラが見られるなんて、とても貴重!

アイスランド最大の人気スポット「ブルーラグーン」は、世界一広い温泉とも言われるほど広大な温泉。
【オススメな人】子どもと一緒にオーロラを見たい家族
アイスランドの首都レイキャビクは、街なかでも普通にオーロラが見られるという、世界でも希少な場所。
そのため、”安全な場所で子どもと一緒にオーロラが見たい”という人にオススメの旅行先です。
ただし、レイキャビクの冬は極寒。服もたくさん着込んで行く必要がありますが、ほかでは味わえない冬の美しさを体感できることでしょう!
身体が冷えたら、「世界最大の温泉」ともいわれる「ブルー・ラグーン」でひと休み! もし湿疹などの肌トラブルがあるお子さんなら、ここの天然の泥が肌を癒してくれますよ◎
4. 北島【ニュージーランド】

世界遺産にも登録されている「トンガリロ国立公園」の「レッドクレーター」。絶景のオンパレードであるトレッキングコースは、よく整備されていて子どもでも歩きやすい。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の各シリーズが撮影された、ワイカト地方マタマタ郊外にあるアレキサンダー牧場の「ホビット村」。
【オススメな人】アウトドア好きの家族
アウトドア好きなら一度は行ってみたい国、ニュージーランド。
特に北島には、広いオープンスペースがたくさんあるため、キャンピングカーをレンタルしてロードトリップするのがオススメです。
島内には、ライオンやシカが生息する野生動物公園や、どこまでも広がる羊の放牧地、美しい森林などが点在しているため、長時間ドライブの休憩に子どもたちが飽きることなく遊べます◎
5. ギリ島【インドネシア】

カラフルな馬車がキュートな、ギリ島の風景。

海に浮かぶブランコは、子どもが100%喜ぶこと間違いなし!
【オススメな人】島でのどかなスローライフを満喫したい家族
インドネシアのリゾート島として有名な、ロンボク島。そのほど近くに浮かぶギリ島は、ギリアイル島、ギリメノ島、ギリトラワンガン島の3つの島で構成されています。
日本ではまだ知名度が低く、バリ島やロンボク島に比べてのどかで素朴な雰囲気が魅力の島。
そんなギリ島では、交通手段も自転車や馬車がメインというのんびり具合なので、子どもたちも安心して過ごすことができます◎
シュノーケリングやスキューバダイビングはもちろんのこと、ビーチからほんの少し泳いだだけでウミガメやたくさんの魚を見ることができるのも、子どもにうれしいポイントです。
6. フロリダ【アメリカ】

フロリダ中央部の都市オーランドにある「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ(Universal Studios Florida)」内の、コミックをテーマにしたエリア「トゥーン・ラグーン(Toon Lagoon)」。(Mia2you / Shutterstock.com)

マイアミの南西にある世界遺産「エバーグレーズ国立公園(Everglades National Park)」。沼地、湿地、草原、マングローブ林が続き、トレイルを歩いたり、ボートツアーに参加したりすれば、多種多様な生物を間近で観察することができる。
【オススメな人】アクティビティ好きな家族
マイアミビーチを擁するフロリダは、”ひとり当たりのテーマパーク数がアメリカで最も多い”という、子どもたちにとっては天国のような場所。
このほかにも、博物館や動物園、水族館、ビーチ・アクティビティも豊富なほか、ショッピングスポットや美味しい飲食店も盛りだくさんで、親子共々楽しめるのが、嬉しいポイントです◎
7. エディンバラ【イギリス・スコットランド】

ホグワーツ魔法魔術学校の外観やクィディッチシーンのほか、ハリーとロンが乗った車が木に衝突したシーン、飛行訓練を行った校庭として登場した、アニック城。イギリスの人気ドラマ「ダウントンアビー」のロケ地としても使用されている。

魔法使いに扮したガイドが、エディンバラ市内にある『ハリー・ポッター』にまつわる場所を案内してくれる「ハリー・ポッター・ウォーキングツアー」。2時間ほどのツアーは2千円ほどの料金で参加でき、子どもも大人も楽しめる工夫がたくさんあるほか、エディンバラの街歩きも同時に楽しめるのでお得◎(Juraj Kamenicky / Shutterstock.com)
【オススメな人】『ハリー・ポッター』ファンの家族
イギリス・スコットランドの首都であるエディンバラは、『ハリー・ポッター』好きの子どもにとって、イマジネーションに火を着けてくれるような場所!
じっさいに作者のJ.K.ローリングは、この街で『ハリー・ポッター』の第1作目を執筆しました。
「ホグワーツ魔法魔術学校」のモデルといわれるエディンバラ城をはじめ、映画のロケ地になったアニック城など、『ハリー・ポッター』にまつわるスポットやイベントが盛りだくさんです◎