”女性のクラブDJ”というと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
「ヘタでも容姿が良ければ人気が出る?」
そんなことはありません! DJの世界は、今も昔も、実力がなければ生き残れないシビアな世界なのです。
ということで今回は、世界各地を飛び回るほどの人気を誇る、海外の超多忙な女性DJたちをご紹介します!
この5人をおさえておけば、今日からあなたも音楽通!……かも◎
01. Nina Kraviz(ニーナ・クラヴィッツ)
ロシア・シベリア地方出身の美人DJ、Nina Kraviz(ニーナ・クラヴィッツ)。見た目が美しいだけでなく、DJとしての実力も兼ね備えているので、その人気は絶大です!
音楽のキャリアをスタートさせる前は、歯科医をしたり、地元でラジオショーの司会を務めたりしていたんだとか。
2006年にオーストラリアの音楽学校に進み、2008年頃から本格的に作曲を始めたニーナは、2010年には世界中の名門ヴェニューでプレイをするまでに。
そんなニーナの魅力は、男性顔負けのテクノなのに、どこか女性らしい妖艶さを秘めている点。
ちなみに、ドイツ・ベルリンアンダーグラウンドを象徴するテクノDJ、Ben Klock(ベンクロック)はパートナーなんですって!
02. Magda(マグダ)
黒髪のショートヘアがトレードマークのMagda(マグダ)は、ポーランド生まれアメリカ育ちのテクノDJ。
10代の頃からアメリカ・デトロイトでパーティを開催するなど、若い頃からその手腕を発揮し、1998年にRichie Hawtin(リッチー・ホウティン)率いるレーベル「M_nus(マイナス)」に加わると、テクノ界での確固たる地位を確立しました。
2011年には自身のレーベル「Items&Things」を立ち上げ、ワールドツアーを行いながら多忙な毎日を送っているマグダ。近年はファッションやアート、テキーラのプロデュースなど、DJ業の域を超えて多方面での表現活動を行っています。
小柄ながらもパワーあふれるマグダの活動から、今後も目が離せません!
03. Maya Jane Coles(マヤ・ジェーン・コールズ)
イギリス・ロンドン出身のMaya Jane Coles(マヤ・ジェーン・コールズ)は、日本とイギリスのハーフで、ディープハウス、テックハウス、ダブステップ、ジャズなど、さまざまなサウンドをミックスする人気DJです。
楽曲の制作を始めたのは15歳のときで、その頃はヒップホップやトリップホップが中心だったとか。
マヤ・ジェーン・コールズの名が知られるようになったのは、2011年頃。この頃からビッグパーティのオファーが増え、ローリング・スートンズ誌の「世界で最も影響力のある25のDJ」にも選ばれるほどになりました。
ちなみに絵を描くことも好きで、CDジャケットのイラストはマヤ本人が描いているんだそう。音楽以外にも、ファッションやメイク、ヘアスタイルなども注目されている女性DJです!
04. Nastia(ナスティア)
ウクライナの小さな村出身のNastia(ナスティア)は、工業都市ドネツクでキャリアをスタートさせました。
その実力が話題を呼び、すぐに人気DJとなりましたが、結婚と出産を機に一時活動を休止。そして2009年から再び活動を再開し、現在に至るまでひんぱんに世界中を飛び回っています。
ちなみに、ウクライナはあまりクラブシーンがさかんな国ではなく、この国で生まれたスターDJはとても稀有な存在。
ディープハウスとテックハウスをベースにしつつも、Gファンクやミニマルを織り交ぜ、東ヨーロッパの雰囲気漂うメランコリックなサウンドは必聴です!
05. Ellen Allien(エレン・エイリアン)
Ellen Allien(エレン・エイリアン)は、ドイツ・ベルリンを拠点に活動するベテランDJ。”テクノ界の女帝”とも呼ばれ、ベルリンのテクノシーン黎明期から活躍するパイオニアでもあります。
90年代からベルリンの名門クラブでレジデントを務め、1999年に自身のレーベル「BPitch Control」を設立。以来、世界中のクラブシーンに影響を与えてきました。
現在はワールドツアーで世界各国を回りながら、ファッションデザイナーやラジオDJとしても活動しています。
49歳(2018年現在)という年齢を感じさせないエレンですが、むしろ年々進化しているのではないでしょうか?
まとめ
さて、世界中で活躍する5人の女性DJたち、いかがでしたか?
どんなジャンルであれ、パワフルに生きる女性の姿って、キラキラと輝いて本当に美しいですよね!
気になった方は、彼女たちの楽曲やDJはもちろん、ライフワークもぜひチェックしてみてください◎