海外旅行に出かけたら、ただ名所から名所に移動するだけの旅じゃなく、現地の人々の暮らしに密着した旅の方が、楽しい思い出になるもの。
有名な観光地をめぐるのもいいけれど、やっぱり旅の醍醐味というのは、それぞれの国に根付く文化を日常的な生活のなかで垣間見ることにあるのではないでしょうか?
「観光客」としてではなく、「旅行者」として海外旅行を楽しむことで、視野がぐっと広くなり、旅がもっと楽しいものになるはずです!
今回は、海外に行くことの多い旅好きのエディターが、そんな「旅行者」として海外旅行を楽しむためのトラベルハックをご紹介したいと思います◎
01. 地元っ子から情報をゲットして

地元のことを聞かれると嬉しいものです◎
海外旅行に行くと決めたら、ついつい有名なリゾート地や観光地を巡る旅の計画を立ててしまいがちですが、たまにはもうちょっと「冒険」をしてみるのもいいかもしれません。
そのためには、事前に入念なリサーチを行っておくだけでなく、地元の人にお直接オススメを聞いてみたり、ホテルのコンシェルジュに穴場スポット教えてもらうことで、今までにない新鮮な発見にめぐりあえますよ◎
02. 公共交通機関を利用する

世界遺産の街ポルトガル・リスボンの街なかを走るトラム。その見た目自体も絵になります!
旅先では、地下鉄やバス、トラムなど、公共交通機関を利用するようにしましょう! そうすることで、その国や街の地理がしっかりと頭に入ってくるようになります。
特に、街なかを走るバスやトラムは街の景色がよく見えるので、エリアについて学ぶのには最適◎
ちなみに、公共交通機関を上手に利用するコツは、地下鉄マップやバスの路線マップを持参して、行きたい場所のルートをしっかりとリサーチしておくことがポイントです。
また注意点としては、安全な日本と同じという考えは捨て、車内では身の回りの持ち物から目を離さないように気をつけておきましょう!
03. 地元の人が行くお店に行ってみる

タイ・バンコクの「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」。(David Bokuchava / Shutterstock.com)
旅先で何か記念になるものを買うなら、いわゆる「お土産屋さん」に行くのではなく、自分だけの特別な「思い出」になるものを選ぶことをオススメします。
そのためには、観光客のために作られた量産品ではなく、地元の人が行くマーケット(市場)やお店に行き、とっておきのアイテムを見つけてみましょう!
自宅に帰ったとたん色あせてしまうような物ではなく、その後何年も大切に使うことができるようなアイテムは、記憶にも残ります◎
04. 評判のいいレストランをリサーチ

台湾・台北の「景美(けいび)ナイトマーケット」の屋台。旅行者がたくさん並ぶ屋台のなかから美味しい店を選ぶのは大変!(asiastock / Shutterstock.com)
旅行に出かけるときは、「食」も大きな楽しみのひとつ!
訪れた土地の文化を学ぶうえでも、「食」は大きな手がかりになるので、訪れた土地の美味しい郷土料理が食べられるお店を探してみるといいかもしれません。
レストランは、事前にガイドブックやグルメガイドなどでリサーチしておくことも大切ですが、現地で地元の人と話す機会があれば、彼らのお気に入りのレストランを尋ねてみるのもいいでしょう◎
05. 相手の文化をリスペクトする

世界遺産の街、ネパール・カトマンズの旧市街で地元の女性たちを話す旅行者。どこの国も、年配の女性たちは割と気さくに話しかけてくれます◎(Delbars / Shutterstock.com)
訪れた国の文化や現地の人たちに対し、リスペクトする気持ちを伝えるためにも、現地の言葉のフレーズを少し覚えて行くことをおススメします。
もしも”事前に勉強する時間がない”という場合は、「ポケット会話集」などを用意しておき、空港に着いてから伝えたいことを現地の言葉で言ってみるといいでしょう。
たとえ上手く話せなかったとしても、現地の人たちは、あなたの「努力」にとても喜んでくれるはずです◎
06. たまには無計画に

ギリシャのロドス島。古代遺跡からビーチリゾートまで、ぶらぶらと歩いているだけでいろんな発見が楽しめます◎
旅行期間中、なかにはギチギチにプランを立てないで、気に入った地域を散策するだけの1日があってもいいと思います。
その日は、移動時間や観光スポットの営業時間を気にすることなく、興味を引くものがあれば、その場所にいたいだけいてもいいのです。
そうすると、1日の終わりにはまるで地元っ子になったように、その街に親しみを感じられるようになるでしょう◎