日本の大学を卒業後、アメリカの短大でホスピタリティを学び、現在はアジアの航空会社でキャビンアテンダント(CA)としてお仕事中の筆者が、日々のフライトで経験した、CAならではのウラ話をお届けしていきます◎
今回は、みんな気になる「キャビンアテンダントの”恋愛”」についてお伝えしたいと思います!
キャビンアテンダントの恋愛パターン

どうしてもそういう想像しちゃう……。
筆者の働いている航空会社には男性のキャビンアテンダントもいるため、社内恋愛はよくあること。キャビンアテンダント同士はもちろん、パイロットと付き合ったり結婚したりする乗務員は、とても多いです。
狭い機内で協力しながら仕事をし、フライト先の外国でオフタイムに一緒に出かけたらロマンチックなムードになり、必然的にカップルになるというパターンが多いのかなと思います。
浮気男が多い国

浮気男は繰り返す……。
ただ、筆者が働く航空会社の場合、この国の男性の問題なのか、この職種の男性の問題なのか、入社後のトレーニング中、耳にタコができるほど「パイロットと男性キャビンアテンダントには気をつけなさい!」と言われ続けていました。
トレーニングが終わって実際に乗務し始めてからも、「一緒に乗務するキャビンアテンダント達に気をつけて!」と念押しされていたほどです。
このしつこいくらいの「気をつけて!」にも理由があって、”この国のパイロットや男性キャビンアテンダントには浮気者が多い”から。
ただ単に、気に入った子に声をかけるだけというのなら問題ないのですが、誰かにアプローチしているにもかかわらずじつはすでに彼女がいたり、既婚者だったりするパターンが非常に多いのです!
「フライト先ごとに彼女がいるんだ」という冗談もよく聞きますが、冗談ではなく、本当のことなんかじゃないかと思ってしまいます(笑)
もちろん筆者も経験済みで、たとえば遊び半分で言い寄ってきたり、「空港から家まで車で送ってあげるよ」と言われたり、「ひと目ぼれした!」と言って、既婚者の筆者に熱烈アプローチをしてくるキャビンアテンダントもいました(笑)
じっさいに、本国に彼女がいながらフライト中に浮気をするというパターンはよくあること。さらに言うと、浮気している者同士でフライトのシフトを合わせたり、パイロットが愛人を一緒に連れて来たりと、いろんなウワサが耳に入ってくるので、なかなかおもしろいです。
キャビンアテンダントにはゲイ&レズビアンカップルが多い!?

ジェンダーレスなのはいいことです◎(RUBEN M RAMOS / Shutterstock.com)
次に、この仕事の特徴としてあるのが、職業柄ゲイやレズビアンのカップルが多いという点。「あの2人、ヤケに仲がいいな!?」と思っていたら、じつはゲイカップル&レズビアンカップルだったりします。
もともと、ゲイの人たちにはキャビンアテンダントに憧れのある人も多いため、必然的にこの仕事に就くゲイの人も多くなり、職場でそういう人同士が出会ってカップルになるというパターンが多いと思います。
とはいえ、筆者も入社して間もない頃はまだそういうことに慣れておらず、フライト先のホテルの部屋から、一緒に乗務してきた本国人の男性キャビンアテンダントと、見たこともない日本人男性が連れだって出てきたときには、さすがにびっくりしてしまいました。
その男性キャビンアテンダントは日本に彼氏がいて、その彼氏がホテルに遊びに来ていたところに、私がたまたま出くわしてしまったのでした。
じつは彼のように、ゲイのキャビンアテンダントには日本人の彼氏がいる人もけっこう多いのが特徴。
つい最近も、フライト先のオーストリアで日本人男性と出会い、数回デートしたという男性キャビンアテンダントに会ったのですが、彼らのその後が気になってしかたありません(笑)
まとめ
キャビンアテンダントの恋愛事情、いかがでしたか?
特に、いろんな国の人が集まる外資系航空会社のキャビンアテンダントの恋愛事情は、とってもディープな世界。筆者も、フライトで出会ったいろんなキャビンアテンダントから、個性あふれる恋愛トークを聞くのが楽しみでもあります◎