「部屋をステキなインテリアにしたい!」と思いつつ、狭いとなかなか上手くいかないものですよね? そんなときに参考にしたいのが、ニューヨークのマンハッタンに暮らす、オシャレさんたちのインテリア。
マンハッタンは、世界でも有数の人口密集地帯として知られており、家賃も高く、ひとり暮らしの女性たちが住める部屋といえば、ワンルームや1Kなどの小さなアパートメントが中心。
ですが、そんなマンハッタンだからこそ、狭くて小さな部屋をオシャレで快適な空間に変身させてしまう、インテリア・アイデアがあふれているといわれています。
今回は、日本の狭い部屋でも参考にできるような、ニューヨーカーたちのワザありインテリア・アイデアをご紹介します◎
01. 収納は高い場所に
ニューヨークで小さなアパートメントなどのインテリアデザインを手がける、デザイナーのジェームス・タッブは、「横に並べる収納のスペースがない場合は、高さを有効利用することがいちばん」とアドバイスしています。
狭い部屋を広く見せるためのトリックは、天井に近い高い位置に収納棚を作ることだそう。
天井に収納を寄せることで、床面積を広く確保することができるだけでなく、部屋を取り囲むように設置することで収納スペースを広げることもできると、ジェームスはオススメしています◎
02. 壁や天井の色を統一し、明るく風通しのよい雰囲気に
「狭い部屋は、明るく風通しをよく見せることが基本」と語るのは、ニューヨークのブルックリンでインテリアデザイナーとして活躍する、シーナ・マーフィ。
部屋を明るく見せる方法としていちばん確実なのが、”部屋の壁を白く塗ること”だそう。白は電気や自然光の光を反射するため、スペースをより広く、明るく見せることができると言います。
また、壁や天井の色を1色に統一すると、部屋が大きく見える錯覚を演出することもできるそうです◎
03. 思い切って大きな家具を置く
インテリアデザイナーのシーナ・マーフィによると、”小さなスペースほど、小さな家具や雑貨をこまごまと置くことで部屋がさらに小さく見えてしまうものだ”と言います。
そのため、狭いアパートメントこそ、アクセントになるような大きめの家具やアートワークを飾ってみることで、逆に空間が映えて見えるそう。
少しでも部屋を広く見せたいと悩んでいる人は、小さな家具の数を減らし、思い切って大きめの家具をひとつか2つ置いてみることで、オシャレ度がグッと増しますよ◎
04. カーテンは床まで届くものをチョイス
”カーテンは、窓の大きさに合わせたサイズでなければいけない”と思い込みがちですが、じつはそんな必要はないんです!
窓の大きさにかかわらず、カーテンは床まで届く長めのものをチョイスし、それを窓の両サイドに付けることで、部屋の壁を大きく広く見せることができるそう。
窓の大きさが限られていると部屋が暗く見えるうえ、狭く見えてしまう原因にもなるため、ドレープのある長い丈のカーテンを使って高さを強調し、壁や窓のスペースをできるだけ大きく見せることがポイントとなります。
ニューヨークのブルックリンやマンハッタンで、アパートメントのインテリアを数多くデザインしてきたシーナ・マーフィによると、”カーテンの丈を長くする”という手法は、ニューヨーカーたちの間でもトレンドになっているんだそう◎
まとめ
ここで紹介した以外にも、収納になったり、トレイを乗せるだけでコーヒーテーブルにもなったりする「オットマン」を使うなど、2つ以上の機能を果たすアイテムをチョイスして、スペースを有効利用する工夫も必要。
そして、床にはできるだけ物を置かず、ときには大胆に、そしてシンプルなインテリアを目指すことで、狭くてもオシャレな部屋作りが可能になりますよ◎