一生に一度の大冒険をあきらめてしまいそうになっているアナタに、もう一度旅への気持ちを盛り上げてもらうため、世界中から25のBESTな大冒険プランを集めてみましたが、それも今回で最後!
行きたい場所、見つかりました? せっかくこんな便利な時代に、この美しい地球に生きているんですもの。行かなきゃソンですよ◎
18. セロ・ネグロ火山で「ボルケーノ・ボーディング」を楽しむ【ニカラグア】
中米地峡の中央に位置するニカラグアには、2つの大きな湖と19の火山があり、「湖と火の国」とも呼ばれています。
なかでもニカラグア北西部のセロ・ネグロ火山は、火山の斜面を木製のボードにまたがって滑り降りる「ボルケーノ・ボーディング」で大人気!
ボルケーノ・ボーディングをするには、必ずガイド付きのツアーに参加する必要があり、参加者は標高728メートルの地点まで約2時間かけて登ったら、そこから一気に急斜面をボードに乗って滑り降ります。
火山を滑り降りるという、なかなかできない体験。これはぜひチャレンジしてみたいですね◎
19. 南極でキャンプ【チリ】
今の時代、南極に行くことはすでに非現実的なプランではなくなりました。
地球最後の秘境のひとつである南極には、未知の景色やユニークな野生生物、そして想像以上に多くのアクティビティ(クルージング、洞窟探検、温泉など)が待ち受けています!
南極へのアクセス方法は、チリ最南部の街プンタ・アレーナスから飛行機で行く方法(約2時間)と、南米大陸最南端に位置するアルゼンチンの街ウシュアイアから船で行く方法(約2日間)の2通り。
氷の絶景に囲まれて一晩を明かす南極でのキャンプは、まさに大冒険の名にふさわしい経験です◎
20.「チャダル・トレック」の凍った川を歩く【インド】
インド最北部、ヒマラヤ山脈のそばに位置するザンスカール地方は、標高3500~7000メートルにおよぶ高地。この地を流れるザンスカール川は、毎年冬になると凍りつき、古くから人々の交通路として利用されてきました。
この凍ったザンスカール川の上を歩く「チャダル・トレック」は、インド有数の人気トレッキング・コースとして知られ、世界中から観光客が訪れています。
ときにはマイナス30~35℃にもなる極寒のなか、数十~数百キロという距離を数日間かけて踏破する道のりは、かなり上級者向け。
ですが、両岸に迫り来る高さ600メートルの切り立った崖や、水晶のように透き通った川面、そして何より大冒険にふさわしいスリリングなコースが、人生に2つとない最高の経験を与えてくれることでしょう◎
21. ハワイの「ザ・パイプライン」でサーフィン【アメリカ】

(Mana Photo / Shutterstock.com)
常夏の楽園ハワイは、サーフィンの聖地でもあります。
特に、オアフ島のノースショア、「エフカイ・ビーチパーク」にあるサーフポイント「バンザイ・パイプライン(通称ザ・パイプライン)」は、冬になると高さ3メートルほどにもなる世界最大級のチューブ(パイプライン)が発生することで有名。
ただし、このパイプラインを通り抜けるのはプロのサーファーでも難しいという危険な挑戦!
初心者は、彼らの姿を眺めるだけでもスリルを味わえるのでご安心を◎
22. ナイアガラの滝を「ジップライン」で滑空する【カナダ】

(JHVEPhoto / Shutterstock.com)
2016年に登場したナイアガラの滝の新アトラクション、「MistRider Zipline(ミストライダー・ジップライン)」。
長さ670メートル、最高地点は67メートルに達し、ナイアガラ渓谷の頂上から谷底までを時速約40キロという速度で一気に滑空します。
このスリルと開放感、アメリカ滝とカナダ滝の両方を大パノラマで見渡す大迫力の眺めは、人生に一度は味わってみる価値アリです◎
23. カワラウ川でバンジージャンプ【ニュージーランド】
ニュージーランドの南島を流れるカワラウ川。そこに架かるカワラウ橋は、1988年にバンジージャンプ専用の橋として架け替えられたもので、「バンジージャンプ発祥の地」として有名。
ここでは、高さ43メートルの高さから、雄大な渓谷を見下ろしながらスリル満点のジャンプが味わえます。
また、リクエストに応じて川への着水やペアで飛ぶことも可能だそう◎
24.「グレート・ブルーホール」でダイビング【ベリーズ】
中央アメリカのベリーズにある、「ライトハウス・リーフ」と呼ばれるサンゴ礁は、「グレート・ブルーホール」と呼ばれる直径313メートル、深さ約120メートルの巨大なブルーホールで知られています。
ちなみに「ブルーホール」とは、洞窟や鍾乳洞などが何らかの理由により海中へ水没し、浅瀬に穴が空いたようになった地形。そこだけ水深が急激に深くなっているため、周囲よりも濃い青色に見えることから、そう呼ばれるようになりました。
グレート・ブルーホールに潜ると、最後の氷河期に形成された長さ約12メートルにもなる鍾乳石が壁面からにょきにょきと突き出し、この世のものとは思えない景色を味わうことができます◎
25. アゾレス諸島で野生のイルカと泳ぐ【ポルトガル】
ポルトガルの沖約1000キロの大西洋上に浮かぶアゾレス(アソーレス)諸島。
9つの島からなるこの諸島は、エメラルドのビーチや青く澄んだ湖、なだらかな牧草地、火山の洞窟など、地球の楽園のような美しい景色の宝庫です。
また、シロナガスクジラやザトウクジラ、マッコウクジラなどの巨大クジラのほか、数十匹の群れで暮らすマイルカやタイセイヨウマダライルカなど、地球に生息するクジラ・イルカ類のなんと4分の1がここで見られます。
特に、かしこく人なつっこいイルカたちとは、一緒に泳ぐこともできますよ◎