すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今回はセレブを中心に海外で近年話題になっている、「ドライブラッシング」についてご紹介!
これは、その名のとおりボディ用のブラシを使い、体が乾いた状態で全身をブラッシングするという健康美容法。
日本にも古くから「乾布摩擦」という健康法がございますが、こちらはなんとなくおじいちゃんが上半身裸になって庭でやるイメージがあります。
けれどこのドライブラッシングなら、若い女性でもオシャレにできて、しかもセルライト除去や美肌効果のほか、リンパの流れを良くするといったさまざまな効果が期待できるというのです!
1日たった数分だけでできる美容法
美容にはお金と時間をかけるのが暗黙の了解ですが、この2つを持続的に捻出するのはなかなか難しいですよね?
でもドライブラッシングなら、ボディブラシと5分の時間さえあればできる、お金も時間もかからない簡単な美容法なため、長く続けることができるというのも魅力のひとつとなっているのです◎
「ドライブラッシング」で期待できる、4つの効果
そんなドライブラッシングですが、実際にどんな効果があるのか見ていきましょう!
1. リンパの流れの改善&血行促進
ドライブラッシングによって肌に刺激を与えることで、皮膚のすぐ下を走っているリンパ管の流れを良くし、体内に溜まった老廃物を排出する作用が期待できるそう。
同時に、血液の流れも良くなって身体が温まり、冷え性の改善にもつながるんだとか◎
2. ピーリング効果
初めてドライブラッシングをした時にまず感じるのが、このピーリング効果。
古くなった肌表面の角質や死んだ皮膚細胞、毛穴に詰まった油や汚れを取り除き、ソフトでツヤのある肌へと導いてくれます◎
3. セルライトの除去
脂肪に余分な水分や老廃物がたまってデコボコになっているセルライト。こちらもドライブラッシングで血行やリンパの流れを良くすることで、改善する効果が期待できます。
4. 夜のリラックス効果&朝のリフレッシュ効果
ドライブラッシングを夜に行なう場合、全身の血行が良くなることで自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスしてぐっすり眠れるような安眠効果が期待できます。
また、ドライブラッシングを朝に行う場合は、血のめぐりが良くなることで心身がリフレッシュし、1日のパワーを得ることが期待できます。
「ドライブラッシング」のコツ
1日たった数分間のドライブラッシングでこんなにもたくさんの効果があるなんて、さっそく始めてみたくなりますよね!? では、ドライブラッシングを始める前に、まずは大事なコツをお伝えします!
まず、ドライブラッシングをするのは入浴する前で、乾いた肌に、乾いたブラシで行います。これは、入浴によって皮膚が柔らかくなった状態でブラッシングをすると、肌を傷めてしまうため。
そして、ブラッシングする際は特定のパターンで肌をブラッシングすること。
特定のパターンとは、足先や手先など、心臓から最も遠い部分から初めて、だんだん心臓に向かってブラッシングしていくというもので、最後は左の鎖骨下で終わります。
ブラッシングの強さも最初はソフトに始め、徐々に強くしていきます。
これによって、血液やリンパの流れを整え、セルライトなどの「滞り」を改善する効果が期待できます◎
「ドライブラッシング」の具体的なやり方
それではいよいよ、ドライブラッシングの具体的なやり方を説明します。
1. まずは足先から始め、ふくらはぎや太もも、お尻、足の付け根を、リンパの流れに沿ってそれぞれ10回ほどゆっくりとブラッシングする。この時、下から上へ引き上げるように、必ず心臓の方に向かってブラッシングすること。
2. 手の平から肘、ワキの下にかけて、同じように10回ほどブラッシングする。
3. お腹まわりを、円を描くようにして時計回りに10回ほどブラッシングする。
4. 最後に、背中や胸、そして最後に左の鎖骨下のリンパ節に向かってブラッシング。胸は背中の方から真横にブラッシングするイメージで、これを10回ほど繰り返したら終了です。
ちなみに注意点としては、強くこすり過ぎると肌が傷ついてしまうため、あくまで気持ちいいと感じる程度の強さでブラッシングするということです!
そして、ブラッシング後は肌が敏感になっているので、入浴後にはボディーローションなどでケアしてあげるといいでしょう◎
ブラシの選び方
さて、ドライブラッシングをする上でいちばん迷うのは、「どんなブラシを選べばいいか?」ということだと思います。
間違いないのは、やはり天然毛のブラシを選ぶこと。合成繊維のブラシは固いため、肌に負担がかかってしまいます。
天然毛のなかでも、柔らかい馬毛や硬めの豚毛、植物性のものなど、さまざまなタイプがあるので、自分の好みに合ったものを選ぶといいでしょう◎
そしてオススメなのは、用途や場所に合わせて2つの種類を用意すること。
柄が長いタイプは硬めのブラシにして背中やお尻用に、柄のないタイプは柔らかいブラシにして顔やお腹用に使い分けるのが理想的ですが、いくつも購入するのが大変という方は、3inワンタイプのセットブラシもあります◎

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