年末にかけて、外国人の友人のリクエストにより、岐阜県北西部に位置する世界遺産「白川郷」に行ってきました。
白川郷は豪雪地帯ならではの伝統的な合掌造りの集落で知られ、展望台から眺めるその風景は、日本を代表する絶景として有名。
筆者が訪れたときはタイミングも良く、雪化粧の白川郷を見ることができたのですが、そこでびっくりしたのが外国人観光客の多さ!! 「観光客の7割以上が外国人ではないか?」と思うほど、外国人観光客がたくさんいました。
ということで、今回の【前編】ではまず、白川郷の魅力と共に「なぜこんなにも外国人観光客に人気なのか?」ということについてお伝えしたいと思います◎
なぜここまで外国人観光客が多いのか?

白川郷に外国人観光客が急増中!
白川郷は、昔から日本人にとっても行ってみたい観光地の上位にランキングする人気スポット。そして、そんな白川郷が外国人に人気となっている理由は、やはり「フォトジェニックである」ということが大きいと思います!
昨今のSNS人気によって白川郷の写真が広まると、外国人的な「幻想的な日本の風景」や「ザ・ジャパン」のイメージにピッタリとハマり、その結果世界中から観光客が集まる一大観光スポットとなったのです。
↑ SNS映えの写真がバッチリ撮れちゃう!
↑ 白川郷にいるだけで、「映える」写真が撮れちゃうと海外で話題に!
日本人もうっとりする景色

ライトアップされた冬の白川郷。雪景色と相まって、素晴らしい絶景です……。
白川郷の魅力は、なんと言っても合掌造りの集落の街並み。
筆者たちは「ランチ→展望台→街歩き」というコースを辿ったのですが、街歩き中はどこを見ても写真映えする風景ばかりで興奮してたくさん写真を撮り、バスの時間ギリギリまで楽しみました。
筆者たちの滞在時間は約5時間だったのですが、外にいる時間がかなり長かったので、時間的にはじゅうぶん。ですが、立ち去る際には「夏の白川郷も見てみたい!」と思うほど、本当に素敵な場所でした◎

夏の緑に映える、合掌造りの建物。

紅葉シーズンも美しい白川郷。(Club4traveler / Shutterstock.com)
展望台までの行き方

多くの人でにぎわう白川郷の展望台。(KenSoftTH / Shutterstock.com)
白川郷を見渡せる展望台へは、集落からシャトルバス(片道200円)に乗って約10分。シャトルバスは、9:00~16:10の間、20分間隔で運行しています。
筆者が事前に調べたところ、シャトルバスに乗らずに徒歩で展望台を往復したという情報もあったのですが、その季節は夏。やはり、「雪の中を歩いていくのはかなり難しいだろう……」と考えた筆者たちは、往復シャトルバスを使うことにしました。
とはいえバスのダイヤも雪で乱れており、所要時間がなかなか読めなかったのですが、展望台からの風景は必見の美しさ! 白川郷を訪れたなら、絶対に行く価値はあります◎

展望台からの景色は圧巻!
ちなみに、シャトルバスは1台あたり定員20〜25名ほどの大きさですので、定員オーバーにならないよう、帰りのバスの時間には気をつけてくださいね!
白川郷の展望台には食事処やお土産屋さんもあり、滞在時間は人それぞれかと思いますが、食事をしない場合は20~30分程度あればじゅうぶんだと思います◎
また展望台では、白川郷の風景をバックにスタッフの方が販売用写真を撮ってくださるのですが、その際に手持ちのカメラやスマホでも撮影してもらえるので、必要なら頼んでみてください。

お土産屋さんには和風情緒たっぷりのグッズも◎(Jef Wodniack / Shutterstock.com)
次回の【後編】では、冬の白川郷に行く際の服装やくわしい行き方、冬季ライトアップのスケジュールなどについてお伝えしたいと思います!