世界中にたくさん存在する、幸運のしるし『ラッキーチャーム』。縁起が良かったり、ご利益があったり、魔よけになったり、その効用はさまざまです。
そんな数あるラッキーチャームのなかから、このシリーズではアニマルをピックアップ! 今回は、“カエル”をご紹介します◎
カエルは変化の象徴

カエルの一生は、まさに激動の人生!
オタマジャクシからカエルになるときは、しっぽがなくなり足が生え、エラ呼吸から肺呼吸に変わり、水中から地上へと住む場所も変わるという、激動の人生を送るカエル。
その不思議な生態は昔から人々を魅了し、世界中で愛されているラッキーアニマルです◎
「カエル」のチャーム その1 「銭カエル」

ガラス製の「銭カエル」。金箔入りの商品も。
おみくじの中に入っていたりする、小さな小さなカエルのチャームが「銭カエル」。”お財布の中にお金が帰る(カエル)ように”という願いを込めた、おまじないチャームです。
また同時に、毎日の仕事や旅行先から、”無事に帰る(カエル)”おまじないのチャームでもあります◎
「カエル」のチャーム その2 「三脚蟾蜍(サンキャクセンジョ)」

なかなかの見た目の、三脚蟾蜍(サンキャクセンジョ)。
風水の3大金運アップアイテムのひとつとして知られるのが、「三脚蟾蜍(サンキャクセンジョ)」。前足は2本ですが後足が1本しかない、三本足のヒキガエルのことで、風水では財宝をかき集めると言われています。
金運を上げる風水アイテムとして、古銭や金塊の上に座ったり、古銭をくわえていたりする置き物が売られています◎
「カエル」のチャーム その3 「女神・ヘケト」

エジプトのアビドスにある、「ラムセス2世神殿」に残された、擬人化されたヘケト神のレリーフ。(Olaf Tausch)
古代エジプトでも、カエルはお守りとして人気でした。人気の理由は、その卵の多さ!
古代エジプトにおいて、「多産」は「豊かさ」の象徴でもあり、出産・多産の女神であるヘケトの姿は、カエルだったのです……。
またオタマジャクシからの変容も、「生まれ変わり」の象徴とみなされていました。
古代エジプト人は、石の中に含まれるガラス質や半貴石などを使い、カエルのお守りも作ったそうです!
ラッキーチャームに会いに行こう!~スイスの「カエル博物館」~
↑ 驚くほど精巧に作られた、擬人化カエルたち!
日本人は、カエル好き。「あわしまマリンパーク」の「カエル館」(静岡県)や、体験型カエル館「kawaZoo」(静岡県)をはじめ、カエルグッズの専門店もたくさんあります。名古屋の「カエルまんじゅう」もカワイイ!
そして、少し毛色の変わったカエルを体験したいなら、スイス西部にある町、エスタヴァイエルラックにある「Musée des Grenouilles(カエル博物館)」はいかがでしょう?
この博物館では、なんと擬人化されたカエル(の剥製)たちが、生き生き(?)と19世紀の生活を表現しています。いろんな意味でシュールです……。

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