世界遺産「白川郷」などでも大人気の岐阜県・飛騨高山地方のグルメと言えば、「飛騨牛」! 今回は、高山で「飛騨牛を食べるならココ!」というおすすめのグルメスポットを、前後編でお届けします◎
まず、【前編】では飛騨高山の町歩きをしながら「スナック感覚で食べられる飛騨牛グルメ」を、【後編】ではランチやディナーにぴったりな「飛騨牛グルメスポット」をご案内しましょう!
そもそも「飛騨牛」とは?
ひと目見ただけで「これ絶対美味しい!」と、わかりますね!
「飛騨牛」の公式HPによると、
”肉質はきめ細やかでやわらかく、美しい霜降りと口の中でとろける芳醇な香りと味わい。
山紫水明と謳われる岐阜県の豊かな自然で育てられ、優れた技術をもつ生産者たちの手によって安全・安心にこだわり愛情深く手間暇かけて作られた逸品……”
との説明が。
そんな飛騨牛、大袈裟ではなく、最近では日本人だけにとどまらず外国人観光客にも大人気となっているんです!
サシがきれいに入ったお肉は、味も最高・写真映えもバッチリで、「ザ・ブランド和牛」でご褒美気分がたっぷり味わえると、評判◎
筆者が外国人の友人を連れて高山エリアを案内した際にも、「飛騨牛をぜひ食べたい」という熱いリクエストを受けました。
飛騨高山の情緒ある街並みが、写真映えバツグンです!(Alexander Vow / Shutterstock.com)
1.【助春】日本一美味しいミンチカツ
↑ 揚げたてをぜひお試しください!
テレビなどで紹介されたこともある、「日本一美味しいミンチカツ」として有名なお店「助春(すけはる)」が、高山にあります。このお店はもともと精肉店で、しかも創業90年というまさに”お肉のプロ”!
そして、店先のカウンターにずらりと並ぶバラエティ豊かな飛騨牛メニューのなかでも、ここのオススメは「絶品 飛騨牛ミンチカツ」(380円)。
注文してから3~4分待つと、揚げたてを持ってきてくれ、そのアツアツのミンチカツにかぶりつくと、ジュワ~と肉汁があふれ出てきます! 看板にある、「日本一美味しいミンチカツ」の称号に値すると確信できるほどのおいしさ。
ちなみに、筆者が訪ねた日は氷点下の気温だったのですが、食べ終わるまでホカホカのミンチカツを楽しむことができました!(おいしすぎて食べるスピードが速かった、ということも一因かと……)
こちらのお店では、その場で食べたいという人向けにテーブルとベンチが置かれているエリアがあり、テーブル上にはソースや温かいお茶(!)まで用意されているなど、観光で疲れた体がホッとひと息つける憩いの場になっています。
筆者は、「飛騨牛ミンチカツ」、「飛騨牛コロッケ」、「飛騨牛の串カツ」を同行者とシェアしていただきましたが、どれも甲乙つけがたい美味しさ……。皆さんにもぜひいろいろ試していただきたいと思うほどです。
飛騨牛を気軽に食べてみたい方や、町歩きで小腹がすいたという方にぴったりですし、店内はレストランにもなっているので、ランチでゆっくり訪れてもいいと思います◎
↑ 外国人旅行者にも大人気!
DATA
和牛処 助春 飛騨高山店
〒506-0844 岐阜県高山市上一之町19
営業時間:10:00-17:00
2. 【こって牛】飛騨牛のにぎり寿し
おせんべいの上に載って供されます。美味しく食べられてゴミも出ず、一石二鳥!!
土日ともなると、かなりの行列ができる「こって牛」。こちらの看板商品は、「飛騨牛のにぎり寿し」!
行列は長いのですが、回転が速いため意外と待ち時間は少ないところは高ポイント◎ 食べ歩きにぴったりのこちらのにぎり寿しは、海藻の「あおさ」とエビが入ったおせんべいの上に載せて提供されます。
ちなみにこちらのおせんべい、なんと伊勢地方でおばあちゃんが1枚1枚手焼きしている「こって牛」オリジナルせんべいなんだとか!
また、お寿司の食材にもこだわりがあって、お米は飛騨産のひとめぼれ、塩は能登半島産の竹炭塩とイタリア産の岩塩を使っているそうです。
シンプルな料理だけに、ひとつひとつ丁寧に選ばれた食材がこだわりの逸品を作り上げています◎
人気のメニューは、こちらの「三種盛」(1000円)。
写真映えもハンパない!
竹炭塩1貫+生姜醤油1貫+飛騨牛軍艦1貫の3種類が楽しめる、ぜいたくな盛り合わせです!
ちなみに、庭園エリアもあるこちらのお店では、街歩きで疲れたときの休憩にもピッタリなので、ぜひ一度訪れてみてください◎
DATA
飛騨 こって牛 飛騨牛にぎり寿司専門店
〒506-0846 岐阜県高山市上三之町34
営業時間:10:00-17:00
ホームページ:http://www.hidagyu-gifu.com/
まとめ
まずは飛騨牛を気軽に食べ歩けるスナックメニューをご紹介しましたが、続いての【後編】では、さらに飛騨牛を味わい尽くせるグルメスポットをご紹介しましょう◎
*お店の情報は執筆当時(2019年1月時点)のものです。