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ストレスだけじゃない! 生理周期に影響を及ぼす5つの意外な原因とは?

生理周期は一般的に25日〜38日といわれていますが、人によって個人差があり、毎月必ずスケジュール通りに生理になるという人もいれは、2、3日ほどズレるという人も多いでしょう。また、時にはなんらかの理由によってその周期が短くなったり、長くなったり、量が増えたり、少なくなったりと生理不順をひき起こす場合もあります。

生理不順は、病気のサインの一つとも考えられることもあるため油断は禁物ですが、実は生活の中のちょっとした変化が原因になることもあるようです。

今回は、海外の健康のエキスパートが明かす生理不順の意外な原因5つをご紹介します。

01.ストレス

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イギリスの栄養士アンジェリーク・パナゴスは、生理周期は日常的なライフスタイルから影響を受けることがよくあると明かします。「ストレスを感じている状態が続くと、体内からいわゆるストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが大量に分泌される」と言い、この状態が長く続くことで体内の栄養素が消耗され、ホルモンのバランスと生理周期が崩れてしまうと語っています。

02.旅行

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旅行をしたことで、生理周期が乱れた経験があるという人は多いのではないでしょうか。実のところ、旅行をすることで体のホルモンバランスが崩れるという因果関係は医学的には証明されていないんだそうです。しかし、時差などで体内時計や生活のリズムが崩れ、それが体のホルモンバランスに影響を及ぼす可能性はおおいにあるとか。海外旅行にお出かけの際は、出発前から現地時間に生活のリズムを合わせるなどし、体内時計のズレを調整することを心がけてみるといいかもしれません。

03.砂糖の過剰摂取

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「ホルモンバランスを良い状態に保つことは、生理周期を安定させるための1番のカギになるの」と語るアンジェリーク。特に私たちが普段食べているものは、体内のホルモンバランスを大きく左右していると明かします。なかでも、特に気をつけたいのが「砂糖」だそう。砂糖を摂りすぎると、インスリンの生産が高くなり、男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌を刺激してしまうと言います。その結果、生理周期が乱れてしまうのだそうです。まずは、食生活の中から白砂糖の摂取を極力抑えること、また糖分の高い食品や加工食品はできるだけ食べないように心がけることが大切だとアンジェリークはアドバイスしています。

04.プラスチック製品の使用

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プラスチック製品は身の回りに溢れていますが、実はコレが生理不順の原因になりうるというからオドロキです。アンジェリークは「最近の研究では、農薬をはじめ、BPAやフタル酸エステル(環境ホルモン)が含まれたプラスチック製品など、多くの化学物質は、生体にホルモン作用を起こすことが分かってきているの」と語っています。

こうした物質は、人体のホルモンバランスに悪影響をもたらすと考えられており、生理のサイクルも崩してしまうことになると言います。そうは言っても、身の回りからプラスチック製品を完全に排除するのは難しいので、まずはガラス容器やBPAフリーのプラスチック容器を使用することからはじめてみてはいかがでしょうか。

05.腸内環境の停滞

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アンジェリーク曰く、「腸内環境が良い状態にあることは、ホルモンバランスの安定にもつながる」のだそう。もし、数日間便秘に悩まされているとしたら、老廃物を排出できず、体内のホルモンがきちんと機能しなくなっている恐れがあると言います。老廃物が腸の中で停滞すると、排出されるべきエストロゲン(女性ホルモン)が血液を通って腸から体内に再び吸収されていき、生理不順を引き起こす原因になってしまうといいます。安定した生理サイクルを維持するためにも、普段から食物繊維や乳酸菌などを積極的に取り入れ、腸内を健康に保つこともポイントになります。

生理周期を整えるためだけでなく、心も体もリフレッシュし健康維持ができるライフスタイルがベストです。夜寝る前や週末などにできるカンタンなセルフケアからトライしてみてはいかがでしょうか。

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