男女限らず、誰もが惹きつけられるような「魅力的な人」っていますよね。でも、「魅力的な人」とは具体的にいったいどんな人なのでしょうか? 世の中には、若く美しくなるために膨大なお金をつぎ込んだり、努力を惜しまないという人は多くいますが、実は人間の「魅力」は容姿とは関わらないところにあると言われています。
アメリカでライフコーチとして活躍するセラピストのジョン・キムは、運命の相手を惹きつけるような魅力的な人は、活動的で自信があり、相手の感情を理解する能力が高く、ノリが良く、個性を大事にしている人であると解いています。また、魅力的な人になるためには「外見はほとんど関係ない」とも断言しています。
今回は、海外のライフコーチが解説する「人を惹きつけて夢中にさせてしまう魅力的な人」になれる3ステップのテクニックをご紹介します。
STEP-1:自分の魅力に気づくこと
「人の魅力は内面から出てくるもの」だということをまず理解する必要があるとライフコーチのジョン・キムは語っています。最初のステップとして、「自分自身を冷静に見つめ直し、自分にどれだけの魅力があるのか考えてみる」必要があると言います。そこで自分を魅力的な人間だと思えなくても、それは必ずしも魅力がないのではなく、自分自身を知らなすぎるだけだと考えるべきだそうです。
自分が他人に与えている印象が分からないという人は、「周りの人たちは、普段からどんな風に自分に対応しているか?」、「人々が自分に対する態度に何か共通点はあるか?」「周りの人たちは自分と積極的に関わろうとしているか、それとも距離を置こうとしているか?」「友人たちと健全な関係を築くことができているかどうか?」といった質問を自問自答してみることで、ある程度の目安が分かるようになると言います。
STEP-2:自分自身を形成する7つの要素を充実させる
またジョンは、「誰よりも魅力的な人は、自分の力で自分の面倒を見ることができる人」だとコメントしており、自分を充実させるためのセルフケアが行える能力がある人ほど、魅力度が高くなると語っています。
またジョンによると、人間の内面を形成しているのは、感情的なもの、精神的なもの、肉体的なもの、知的なもの、性的なもの、経済的なもの、そして情熱的なものの7つの要素だと言います。
この7つを誰にも頼らず、自分一人で充実させている人ほど、自信に満ち溢れ、心の余裕を持つことができるのだそうです。
STEP-3:思い込みを捨て「思慮深い」人になることを心がける
誰からも好感を持たれる人というのは、相手に対して思い込みや偏見を持たず、時間をかけて相手が話す意図をくみ取って理解しようとする努力ができる人です。「誰だって、君と一緒にいるときに地雷を踏まないように気をつけるような気持ちで接したくはないんだ」とジョンは語っています。
相手の気持ちを受け止めて応答できるようになるためには、まず「自分の言葉や行動が周りの人にどんな影響を与えるのか」を考えることがポイントになると言います。そのうえで、「誰に対してもお決まりの対応をしていないか」、あるいは「周りの人に対して無関心になっていないか」どうかなど、普段から自分の言動について注意深く観察しておくことも大切だそうです。