「ひとり旅」を経験したことがないという人にとって、初めてのひとり旅はハードルが高いものに感じられるかもしれません。誰かと一緒に旅をするのは楽しいものですが、同時に「行ってみたいところ」や「チャレンジしてみたいこと」など、相手に合わせたり妥協したりしなければならないこともあるでしょう。その点、一人で旅をすることは、自由な時間を自分だけのために使うことができるのが魅力です。
もちろん、ひとり旅には難点もあります。安全面での心配や孤独、間が持てない一人での食事など、不安になることもあるかもしれません。でも、事前にしっかりと準備しておくことで、「ひとり旅」でしか得られない旅の楽しさを体験できるはずです。
今回は、海外に行くことの多い旅好きのエディターが、一度は挑戦してみたい「ひとり旅の魅力」と「ひとり旅を楽しむ方法」をアドバイスします。
01.ひとり旅をする意味とは?

思い立ったらその場で予定を変更もできちゃうのもGOOD
「ひとり旅」は究極の「自分へのご褒美」とも言えるでしょう。道中、自分の意のままに休憩したり行動したりできるのは、まさに「ひとり」だからこそ実現できる醍醐味と言えるかもしれません。
また、「ひとり旅」では新しい出会いのチャンスにも恵まれます。夫婦や恋人、友人と旅に出ると、仲間内でしか会話しないことが多くなり、他の人が話しかけにくい状況を作ってしまいます。一人で行動することで、より多くの人とコミュニケーションをとる機会が増やすことができるでしょう。
◎不安解消のために・・・
意外とお財布にやさしい◎
自分だけの判断で行動できるため、余計な出費や予想外の出費を抑えることができ、経済的にも「ひとり旅」は優位と言えますよ!
02.ひとり旅を安全に楽しむには?

乗り込む前に場所や値段を聞くクセを!
「ひとり旅」を躊躇している人の多くが、安全に旅をすることができるかどうか不安に感じていると思います。そんななか、あるポイントを注意するだけで、より安心して「ひとり旅」を楽しむことができるようになるのです。
◎不安解消のために・・・
なんでも先に伝える◎コミュニケーションを恐れない心
まず、タクシーに乗る前にドライバーに行き先を伝える際、値段も確認すること。ホテルへのチェックインが夜遅くなりそうな時には、キャンセル扱いにされないようホテルに事前に報告しておくこと。人通りの多い場所を選んで行動すること。一人で旅行していることを知られないようにするため、道を尋ねるときなどは「友達と後で合流する」というような言い訳も用意しておくこと。

移動の前にはフライトの便名など、情報を家族や友達に送っておくのも安心材料のひとつ。
また、メールやテキストメッセージ、チャットなどで日本にいる家族や友達と頻繁に連絡を取り、自分の行動予定を伝えておくことなどを実践することで、身の安全を確保することができるようになります。
03.一人での食事を楽しむ方法とは?
海外の旅行先で一人で外食をするのは、どうしても間が持てないとお考えの人も多いはず。そんな時は、「お一人様」でも入りやすいカフェスタイルのお店やレストランのカウンター席、またはテラス席をチョイスすることをオススメします。
◎不安解消のために・・・
街を散歩しながらお店や席、店員の雰囲気をリサーチ◎
どうしても手持ち無沙汰になって、居心地が悪いと感じてしまう場合は、本を持参して読書をしながら食事をしても良いでしょう。また、レストランのウェイターやウェイトレスさんたちに、ローカルな情報を質問するなど、積極的に話しかけてみるのもいいかもしれません。
04.周りの人をできるだけ頼って。
普段なら、旅慣れた旅仲間にホテルやレストランの予約、電車の切符の手配などを任せってきりにしているという人も「ひとり旅」では、そのすべてを自分一人で行わなければいけません。もし、迷ったり、オススメの場所を知りたいと思った時には、地元の人や現地で知り合った旅行者などを頼ってみることも、より楽しく旅をエンジョイするためのコツです。また、これをきっかけに新しい交友関係が広がるチャンスも増えるでしょう。
◎不安解消のために・・・
でも決して信用しすぎないこと!?
ただ、どんな時でも油断は禁物です。どんなに親切にしてもらった相手でも、決して信用し過ぎないことが大切。所持金の場所といった大切な情報は誰にも口外しないなど、自分の身を守ることも忘れないでおきたいものですね。