入学、就職など、新しい環境に身を置くことになった時、どうしても緊張してしまうもの。そんなとき、緊張を解くおまじないをやってみれば、意外とモヤが晴れてすっきりと本番にのぞめるかもしれません!
世界で行われている、そんな緊張を解くおまじないを紹介します。
「人・人・人」と折り鶴のおまじない

緊張度合により、たくさん鶴ができちゃうかもしれない?!
日本では、人・人・人と3回手のひらに書いて、それを飲み込めばあがらない、というおまじないが有名ですが、もうひとつ、よく効く「折り鶴」のおまじないがあります。
自分の好きな色・柄の折り紙を用意し、緊張しませんようにと願いながら鶴を折ります。折り紙の裏に「緊張しませんように」と書くのもいいでしょう。その折り鶴を身につけると、緊張が解けるといいます。
ドイツ発祥「トイ・トイ・トイ」

プレゼン前にも「トイ・トイ・トイ」。どこでもできるので覚えておきましょう
この「トイ・トイ・トイ」はドイツ発祥のおまじない。
古くは、悪いことがあったときや、悪いことが起こったらイヤなときの前に、3回ツバを吐いて悪魔を遠ざけるという行動をしていたそうです。しかし、不衛生でもありますし、見た人が不愉快な思いをするということで、「トイ・トイ・トイ」と唱えるようになったとか。「トイ」は悪魔の意味のドイツ語Teufel(トイフェル)を省略した言葉です。
今では魔除けの意味よりも、「緊張しませんように、うまくいきますように」という願いを込めて、本番前に言うことが多くなり、諸国に広がっています。
ヨーロッパには、木を叩くと悪魔を追い払えるという魔除け法があり、「トイ・トイ・トイ」言いながら、木製のテーブルなどをトントントンと叩くというバージョンもあります。
ちなみに、NHK Eテレの朝の番組では、「toi toi toi!」という元気な歌が流れていたことも(歌はデーモン閣下!)。
ナイト“ホット”ミルク

はちみつでほんのり甘くしてもリラックスできますね◎
明日、試験があるとか大勢の前で挨拶をするとかいうとき、緊張して眠れなくて焦って、さらに眠れなくなるという悪循環に陥りがちです。そんなときは、睡眠を促進するホルモンであるメラトニンが豊富なミルクを温めて飲むといいといいます。
気持ちがホッと落ち着いて、よく眠れるようになるという研究成果もある方法です。白夜の国フィンランドでは、睡眠を促進するホルモンであるメラトニンが通常の4倍含まれているという、夜中の2時ごろに絞った牛乳「ナイトミルク」が、睡眠障害を改善させるために販売されたという話があります。
右手の薬指にリングを

無意識に親指で内側をさわっている人いませんか?
緊張しているときは手に汗をかいてしまいますが、右手の薬指にリングをはめると精神が安定するというおまじないがあります。右手の親指の腹でリングの内側をさすって、気持ちを落ち着かせましょう。
石付きのリングがお好みなら、オススメなのはアメジスト。精神の高ぶりを抑え、洞察力や冷静さも与えてくれる石です。また、過度の緊張でストレスマックス!のまま本番にのぞまなければならないときは、癒しの効果もあるローズクオーツがオススメ。ストレスを軽減し、緊張を和らげてくれます。