香港といえば2階建ての路面電車(トラム)。香港島を東西に結ぶ便利な路線なので、せっかくなら2階席で香港の街並みをゆったりと楽しみたいところ。でも、どうやって乗ればいいのかわからなくて、結局、乗るのを諦めたという人もいるのでは?
今回は今さら聞けない香港の路面電車「トラム」の乗り方を解説します!

雰囲気があってインスタ映えも◎(ThamKC / Shutterstock.com)
安いし停留所間も近いので間違えても大丈夫!

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香港島を東西に結ぶ2階建て路面電車「トラム」は、イギリス統治が長かった香港を象徴する乗り物。現在では地下鉄があるのであえて乗る必要もないところでもありますが、香港名物のアトラクションとして一度は乗ってみたいですよね。
トラムには終点場所が異なる6つの路線があり、堅尼地城(Kennedy Town Terminus)から筲箕湾(Shau Kei Wan)まで東西を結ぶ路線と、跑馬地(Happy Vally Terminus)筲箕湾(Shau Kei Wan)までを循環する2つの路線がメインとなっている点だけ覚えましょう。

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トラムの停留所は歩道側にあったり道の中央にあったりするので、車に十分気を付けて停留所に移動してくださいね。停留所の看板には「58W」のように停留所名が表示されていますが、「W」は西行で数字は偶数、「E」は東行で数字は奇数となっています。
とにかくトラムが向かう方向だけは間違えないように! とはいえ、間違えて乗ったり降りしても料金はたった2ドル30セント(約32円)だし、停留所の1区間も非常に短いので慌てる必要はない。
ステップはこんなかんじ
1:停留場を探す
2:路線図で行先を確認する
3:後ろのドアから乗る(乗る前に現金の場合はおつりがないように小銭を準備)
初心者さんにはGoogle MAPで現在地確認!
乗り方のイメトレをしましょう◎
STEP1:
トラムの停留所は道の真ん中(右写真)にあったり、日本のバスと同じように歩道側(左写真)にあったりするので、道を渡るときは車に気を付けよう
STEP2:
停留所には路線図(左写真)があるので、現在地と目的地を確認してから乗るようにしよう。また、看板には「56W・西行」などと表示があるが、西行(WEST)か東行(EAST)かだけは間違えないようにしよう
STEP3:
トラムが来たら後ろのドアから乗り込む。降りるのは前のドアからで、支払いは交通系ICカードのオクトパスカード(八達通)か現金でできる。ただし、現金の場合はお釣りがでないので、あらかじめ小銭を用意しておこう

トラムの2階席は混雑していて座れないこともある。もし、3つ~4つ先の停留所で降りるなら、アッという間に着いてしまうので、2階席でゆっくりくつろいでいる暇はないだろう
初心者はGoogleMAPで現在地を確認するといい
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