世界中にたくさん存在する、幸運のしるし『ラッキーチャーム』。縁起が良かったり、ご利益があったり、魔よけになったり、その効用はさまざまです。
そんな数あるラッキーチャームのなかから、このシリーズでは形や自然現象などのモチーフをピックアップ!
今回は、ド定番ですが、改めて「ハート」を紹介しましょう◎
「ハート」とは?
「ハート」のモチーフは愛らしく、シンプルで飽きのこない形。心臓をイメージした形です。そして、愛の象徴であることは世界共通。ハートマークは「愛してるよ」のサイン、矢が刺さったハートは恋に落ちたことですし、ふたつに割れたハートはハートブレイク、失恋を表します。
ハートのチャームは、世界中にたくさんあふれ、どれにも愛を願う気持ちが込められているのです。
ハートのチャーム その1「フウセンカズラの種」
フウセンカズラは、ツルを伸ばしながら育つ一年草で、夏に小さな白い花を咲かせます。花は本当に小さくて可憐ですが、その後に緑色の紙風船のような形の実がいっぱいなります。緑色は茶色に変わったら、中にはハート模様の種が! 黒地に白いペンで描いたようなハートがあり、英語でもheart pea、またはheart seedと呼ばれます。
持っていると恋愛運が上がると言われている、ラブリーラッキーな種です。
ハートのチャーム その2「クローバー」
クローバーはマメ科の植物で、シロツメクサのことを言います。四つ葉のクローバーばかりが有名ですが、ハート形の葉っぱが3枚ついているという、とてもラッキーな葉なのです! アイルランドでは、三つ葉のクローバーをシャムロックと呼び、ラッキーモチーフとして大切にしています。
ハートのチャーム その3「ハート絵馬」

三光稲荷神社(hayakato / Shutterstock.com)
ここでは、日本の伝統的な縁起物「絵馬」のハートバージョンを紹介します。
やはり、縁結びご利益のある神社で見られることが多いハート絵馬。

三光稲荷神社の絵馬(Ear Iew Boo / Shutterstock.com)

春日大社の絵馬(YutRedCap / Shutterstock.com)
愛知県の犬山城近くにある三光稲荷神社、奈良県の春日大社のハート絵馬は、かわいくて大人気。

Supachita Krerkkaiwan / Shutterstock.com
イチオシは、縁結び神社の筆頭とも言える京都の八坂神社のハート絵馬。「縁」の文字がステキです。
ラッキーチャーム見に行こう!~オーストラリア「ハートリーフ」~
オーストラリアのグレート・バリア・リーフの真ん中あたりに位置するハミルトン島の北東にある「ハートリーフ」。美しい海と珊瑚の愛の結晶です!
上陸は出来ず、空から見ることしか叶いませんが、最高のラブ・パワー・スポットとして、世界中の新婚に人気となっています。