一度は行きたい国のリストに、「イギリス」が入っている人も多いことでしょう。イギリスは英語圏であることに加えて歴史も伝統もあり観光だけでなく留学先としてもとても魅力的な国です。
ただ、とにかく物価高。今は1ポンド145~150円程度に収まっているものの一時期は1ポンド250円だったこともあるイギリスのポンド。観光地として有名なロンドンでランチにレストランに入ろうものなら、カジュアルなレストランでも日本円で1500円~2000円くらいはかかってしまいます。ホテルで朝食をつけるとしても1000円越えは免れないことがほとんど。
そこで今回は滞在費のかかるイギリスでコスパの良いチェーンベーカリー「GREGGS(グレッグス)」を紹介します。
「GREGGS」ってどんなお店?

町に一つはあると言ってもいいほどポピュラーなGREGGS(steved_np3 / Shutterstock.com)
ロンドンから電車で2時間半のところにあるニューキャッスルの小さなベーカリーとして75年前に開店したGREGGSは今やイギリス全土で1700店舗以上という驚異的な展開をしているチェーン店です。ほとんどの街で見かけ、大きな都市には複数店舗はもちろんの事鉄道の駅にも多数出店していており、イギリスを旅行すると必ず一度は目にするほどポピュラーなお店です。
2015年にはマクドナルドの店舗数を超えたとニュースで話題になりました。2019年には初めて売り上げが1ビリオンポンド(約145億円)を突破し、まだまだその人気は続くとみられています。
It's our destiny @callumjodwyer pic.twitter.com/oDTVOVP4ex
— Greggs (@GreggsOfficial) February 28, 2019
↑ポケモンの新作にも登場するほどのGREGGS(Greggs公式twitterより)
「GREGGS」の人気メニューとは?
ベーカリーから始まったGREGGSの人気メニューは、サンドイッチ、パイ、ロールなど「サッと買ってすぐに食べられる」ものが上位を占めています。その中でのNo.1人気メニューは「ソーセージロール」! 80ペンス(約116円)という安さ、そしてイギリス人が大好きなソーセージ、かなりのボリュームと魅力が3拍子揃っていて、人気No.1も納得!
筆者のおすすめはバゲットのサンドイッチ。ハム&チーズのバゲットサンドなどはトーストしてもらえますし、ベーカリーですのでパンもちゃんと美味しいです!
不動の人気NO.1メニュー「ソーセージロール」
最近の新メニューであるVegan Sausage Roll(ヴィーガン ソーセージロール)はヘルシー志向の客層のニーズをしっかりととらえ、人々が「肉のソーセージVSヴィーガンソーセージ」のどちらがおいしいかという熱い議論が話題になりました。
↑キッズも大好き◎
↑犬もとびつく◎
エリザベス女王主催のパーティーにGREGGSが登場!
そうです、あのエリザベス女王が主催したガーデンパーティーにGREGGSからのケータリングが出されたことがありました。8000名のゲストに出されたGREGGSのメニューはNo.1メニューのソーセージロールとサクサクのパイ生地にミンチが詰まったステーキベーク(Steak bake)だとか…
お金に余裕がない学生の救世主!社会人にも大人気!

ご飯時には列ができます(Ceri Breeze / Shutterstock.com)
GREGGSの魅力はそのコスパの良さ!3ポンドを超えるメニューはなかなかお目にかかりません。お昼時のGREGGSは学生や会社員で溢れています!
筆者のオススメはローストチキン&ベーコン・クラブ・バゲット(Roast Chicken and bacon Club Baguette)です。マヨネーズで合えたチキンサラダと、トマトとレタスの相性が抜群です!
日本人の女性であれば一回で食べきることが出来ないであろうボリュームのサンドイッチがなんと2.5ポンド!2人でシェアすれば一人当たり1.25ポンドでランチを済ますことが出来てしまいます!
先ほどのエリザベス女王主催のパーティーで出されたステーキ&ベーコンベイクは、なんと1.25ポンド!
そしてヤムヤム(Yum Yum)という可愛らしい名前のついたねじりドーナツは驚きの70ペンス!
最新メニューのヴィーガン ソーセージロールはなんとたったの1ポンド!
という懐に優しいお値段設定になっています。
↑砂糖のコーティングがお茶の時間のおやつにピッタリのその名も「Yum Yum」!
子どもから大人まで大好きなGREGGSの高コスパなフードを試して、本物のイギリス人のように旅をしてみませんか。
*情報は執筆時時点の物です。最新の情報は変更されている可能性があります。