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【世界の国鳥】意外と知らない!? 10か国のシンボル

突然ですが、世界で初めて国鳥を制定したのはどこの国でしょうか?それは1782年にアメリカ合衆国が制定したハクトウワシ!元々、アメリカという国が出来る前のネイティブインディアンの一部の部族が聖なる鳥としてハクトウワシを崇めていました。その後アメリカ合衆国が成立し、アメリカの精神的であり。文化的な象徴とそて国家のシンボルとなりました。アメリカの国鳥はハクトウワシですが、他の国の国鳥はどうでしょうか?ちょっと気になってしまったので今回は、10ヵ国の国鳥を調べてみました。それでは一緒に見て行きましょう!!

フランス:ニワトリ

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雄鶏をフランスのシンボルとすることが好まれている理由は、政府機関の発表によると(そんなことまで発表しているのです!)、次のような理由からだそうです。フランス人の大半は祖先が農民であために、家畜である雄鶏には親しみがある。フランス人の国民性は、鼻が高くて、強情で、勇敢で、多産であるという点で、雄鶏のイメージと合致しているという事だそうです。

イタリア:イタリアスズメ

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ファッションの国イタリア!そんなおしゃれな国だから国鳥も凄くきれいなんだろうな…なんて思っていましたが、意外や意外何の変哲もない日本でも見ることが出来る小さなスズメでした(笑)やっぱり一歩家を出て、公園や街にもいるスズメはイタリア人にとって最も身近で親しみのある鳥ということになるんでしょうね!

イギリス:ヨーロッパコマドリ

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1960年に国で1785年創刊した世界最古の日刊新聞ロンドン・タイムズによりヨーロッパ・イギリスに分布する野鳥の人気投票を行った結果、堂々の1位となったヨーロッパコマドリ。国や政府が正式に制定していないですが、イギリス国民にとって最も馴染み深い存在なので、一般的に国鳥と認識されています。

ブラジル:ナンベイコマツグミ

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2002年にブラジルの国鳥として制定された南米コマツグミ。日本人には余り馴染みが無いですが、ナンベイコマツグミ(sabiá-laranjeira)と呼ばれる鳥。オレンジ色のお腹をしたこの鳥は、見た目は地味ですが大変美しい声で鳴きます。サンパウロ州を象徴する鳥でもあり、明け方はよく鳴いているようですよ。

メキシコ:カラカラ

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カラカラは主として南アメリカや中央アメリカの鳥であり、アメリカ合衆国南部にも飛来するとされています。ハヤブサ族ですが、猛禽類のスピードと良い目を生かしたハンターっぷりはなく歩行が得意で、動物の死骸や腐肉を食べている鳥のようです。見た目はすごく速く飛びそうなのに(笑)鳴き声の『カラカラ』が名前の由来だそうですよ。ハッキリとした配色なのでその点は美しい鳥ですね◎

アメリカ:ハクトウワシ

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冒頭でも紹介しましたが、おそらくアメリカといったらこの鳥しか思い浮かばないですよね!アメリカ合衆国の国章や、多くの連邦政府や法執行機関の記章に取り入れられています。ハクトウワシは翼を広げると2mにもなる大きな鷲です。その飛行している姿や、真っ白は頭に黄色の嘴のコントラストはまさアメリカを象徴するに相応しい堂々だる風貌をしています!

ニュージーランド:キーウィ

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これは鳥なんでしょうか?ニュージーランド固有種で国鳥とされていますが、翼が退化し飛ぶことができません(笑)その代り脚力が強く速く走ることができます。ニュージーランド人が『私はキーウィだよ!』というように、ニュージーランド人を表すシンボルであり、象徴でもあります。また紙幣にも描かれています。キウイフルーツの名前の由来ともなった鳥です。ニュージーランド原住民のマオリ族の時代からキーウィは存在し、素敵な神話がありますが、長くなるので、これはまた次の機会にでも…。しかし法的には制定されていません。

グアテマラ:ケツァール

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ケツァールはエメラルドグリーンを貴重とした色彩豊かな本当に綺麗な美しいグアテマラの国鳥です。ケツァールはナワトル語由来で、「大きく輝いた尾羽」または「ケツァールの尾の雨お羽お羽」という意味があるそうです。グアテマラのグアテマラシティは中央アメリカ屈指の世界都市ですが、こんなに綺麗な鳥を国鳥にするなんてセンスがいいですね!

パプア・ニューギニア:ゴクラクチョウ(フワチョウ)

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雄の成鳥が美しい飾り羽を持ち、繁殖期に多彩な求愛ダンスを踊ることで知られる。雌の成鳥は地味な外見をしています。さすがは南国の鳥、鮮やかな色彩をしておりその立ち振る舞いもこの世のものとは思えないほどの綺麗な姿をしています。和名では『極楽鳥』と言われています。求愛ダンスの動画はこちら!なんかコミカルです◎

日本:キジ

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日本の国鳥はキジです。えっ!?ウグイスとか鶴とかトキじゃないんだ!と正直思いましたが1947年に正式に制定されていたようです。キジのオスは大変美しく綺麗な色をしていますが、メスは地味です。キジは日本固有種の美しい留鳥で、民話や童謡でもなじみがあり、オスは勇敢でメスは母性愛の象徴であることが選ばれた理由だそうです!

いかがでしたでしょうか?世界の国鳥10ヵ国分を見てみましたが、それぞれの国に分布する鳥類や国民になじみのある鳥が国鳥に選出されているんだなぁ…と思いました。国鳥は国旗に記されていたり、その国の通貨に描かれていたり、国のアイデンティティを表す大切な存在ということが分かりました。また一つかしこくなりました◎

また、次回どこかで!今度は『世界の国花』とかやってみようかな?

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