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【世界のラッキーチャーム・モチーフ ♯8】虹

世界中にたくさん存在する、幸運のしるし『ラッキーチャーム』。縁起が良かったり、ご利益があったり、魔よけになったり、その効用はさまざまです。

そんな数あるラッキーチャームのなかから、このシリーズでは形や自然現象などのモチーフをピックアップ!

今回は、美しい7つの色を放つ「虹」を紹介しましょう◎

「虹」のラッキー

【世界のラッキーチャーム・モチーフ ♯8】虹の画像1

赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の色を持つ虹。
なぜ虹がかかるのか解明されてなかった昔は、まさに神秘の象徴でした。その美しさと恵みの雨とセットで現れるため吉兆とする地域もあれば、あまりにも非現実的なため凶兆とする地域も。
キリスト教においては、この世と神の国またはあの世をつなぐものであり、神との契約を意味します。
オーストラリアの先住民族アボリジニの神話では虹の蛇が世界を作ったとされ、中国では龍の化身とされました。
現代で虹モチーフが有名なのは、LGBTの象徴としての虹。白色の太陽からさまざまな色が派生している虹。元は同じだけど違う色になったという意味合いからイメージされています。

虹のチャーム その1「マイヨ・アルカンシエル」

【世界のラッキーチャーム・モチーフ ♯8】虹の画像2

( Bob Cullinan / Shutterstock.com)

自転車競技の世界選手権大会の優勝者だけが着ることを許されているのが、マイヨ・アルカンシエル(フランス語。レインボージャージの意味)。五大陸を表す緑、黄、黒、赤、青の5色のストライプがあしらわれたジャージで、次年の大会まで着ることができ、その後も、ユニフォームの一部に使えるのだそうです。
つまり、フランスでは虹は5色。日本・韓国・オランダなどは7色で、イギリスやアメリカは6色。ロシアは4色。国や地域によって色の認識はいろいろですね。

虹のチャーム その2「チャクラ」

【世界のラッキーチャーム・モチーフ ♯8】虹の画像3

赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色は、人間の体にある7つのチャクラのイメージカラーでもあります。
「チャクラ」とは、サンスクリット語で車輪を意味する言葉。肉体や精神をコントロールする、エネルギーポイントのことです。日本でも、人気のインドの伝承医学・アーユルヴェーダやヨガで認知度が上がっています。
尾てい骨から頭頂までの7つのチャクラを、対応するそれぞれの色で活性化させることで心身が健康になると言われています。例えば尾てい骨あたりは赤ですので、赤い石でマッサージをするとパワーチャージされるでしょう。

虹のチャーム その3「レインボークォーツ」

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レインボークォーツという名の水晶があります。
自然に入ったクラック(亀裂)や結晶の具合によって光が屈折し、虹が見える水晶のこと。角度を変えることで、虹の色合いも変わります。
クラックが入っているからといって、虹が見えるわけでもなく、レインボークォーツは大変貴重な石と言えます。クラスターで石の結晶の表面に虹が見えるものは、さらに貴重です。
持っているだけで幸せになれる、希望に満ちた未来への切符とされ、ひとつ上の次元に誘う波動を発しているとか。古くより、願望成就の最終兵器とされてきました。

ラッキーチャームを見に行こう ~レインボーユーカリ~

【世界のラッキーチャーム・モチーフ ♯8】虹の画像5

ハワイのマウイ島に走るハナ・ハイウェイのマイルマーカー6.5の地点に、レインボーユーカリの林があります。オーストラリア、フィリピンの亜熱帯地域に自生するユーカリで、幹がまさに虹色!ハワイでは植物園でも見ることができます。いつまでも見ていたくなる不思議な木です。

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