前回タイ旅行の時に使える挨拶などの簡単なタイ語を紹介しましたが、今日はタイ旅行の中でも頻繁に使うタクシーで使えるタイ語を紹介したいと思います。タクシーを使う機会が多いタイ、簡単なフレーズを覚えてタクシーを便利に利用してくださいね。
まずは行き先を伝えよう!

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タクシーに乗って行き先を伝える時に使う「??に行けますか?」という表現です。
「行く」はタイ語で「パイ」なのですが、そこに前回紹介した、「できますか?」の「ダイマイ?」をくっつけて、そして、語尾に、言い方を丁寧にする言葉「クラップ(男性)、カー(女性)」をつけて、「パイ??ダイマイ・クラップ/カー?」という使い方をします。
有名なホテルやショッピングセンターなどタイ人が知っている場所であれば、「??」に場所の名前を入れるだけで、通じます。例えば、ワットポーに行きたい場合は、「パイ・ワットポー・ダイマイ・クラップ/カー?」になります。
通りの名前で住所を伝えてみよう!

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しかし、小さなお店だったり、新しいスポットだったりすると、「??」に名前を入れても全く通じません。そこで便利なのが、「ソイ」を使って運転手に場所を伝える方法です。
バンコクの住所は、通りの名前を基準にして、東西もしくは南北に分かれて、番地のような感じで数字が割り当てられています。1番有名な通りのスクンビット通りは東西に道が伸びていて、スクンビット通りを中心に北側に伸びる小道に奇数、南側に伸びる小道に偶数の数字が付いています。このそれぞれ数字のついた通りを「ソイ」と呼びます。「スクンビット・ソイ・10」などと言った感じです。余りにもマイナーな道でない限りだいたいこれで通じます。
また、スクンビット・ソイ・16はアソーク通り、スクンビット・ソイ・55はトンロー通り、スクンビット・ソイ・79はエカマイ通りというように、大きな道には名前が付いており、そこからまたそれぞれのソイがあります。こういった場合は、例えば「トンロー・ソイ・13」という言い方になります。
先日紹介したレストラン、Featherstone Bistro Cafe and Lifestyle Shopであれば、「エカマイ・ソイ・12」になります。
できれば数字もタイ語で言えれば運転手さんに通じやすいのですが、そこまで覚えなくても、数字は英語でも通じるのではないかと思います。
冷房が効きすぎていたら「寒いです」:「ナウ・クラップ/カー」
最後にタクシーに乗っていてよく使うタイ語を紹介しましょう。
タイでは冷房を効かせる事がサービスだという考えがある為か、タクシーの中でも強烈に冷房を効かせている車がよくあります。寒いと感じた時は「寒いです。」を表しす、「ナウ・クラップ/カー」と言ってみて下さい。これだけで運転手さんが冷房を弱くしてくれるはずです!

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タイではタクシーをよく使うので、これらの言葉の使用頻度も高いと思います。是非マスターして、タイ旅行の際に活用してください。
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