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【シャドーイングで英語学習】独学でネイティブレベルに達した英語学習者がこぞって行っている勉強法!

中学、高校と英語の勉強をして、受験英語もこなしてきたのに、いざ外国人と対面したときに「全然英語が出てこない!」という事態に陥る人たちは少なくないはずです。

でも、決して受験英語が無駄だったというわけではありません。おそらく、受験英語の知識は海外に出た時に「中級レベルの英語力」だと見なされるでしょう。いわゆる「中級」の英語知識は、人と英語でコミュニケーションを図る際に、まだたどたどしく「流暢」に話すまでには至らない段階です。しかし、この「中級レベル」からさらに上を目指そうとした時に直面するのが「中級〜上級への大きな壁」。英語を学んでいるという皆さんの多くも、このステージで上達にブレーキがかかり始めているのではないでしょうか。

ではいったいどうしたら、この壁を乗り越え、英語を「流暢」に話せるようになるのでしょうか? 今回は、そのカギとなる必修法をご紹介したいと思います。

独学でネイティブレベルに達した英語学習者が口を揃えていうのは?

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以前、香港の学生さんたちと交流する機会があったのですが、そのなかでネイティブも驚くほど流暢に英語を話す学生(高校生と大学生)に出会いました。香港といえばイギリスとの交流も深く、英語が話せて当然と思う方もいるかもしれませんが、実はそうでもなく、英語が得意でない学生も少なくありません。そんななかで、海外経験もなくインターナショナルスクール出身でもない学生がなぜこんなに流暢に英語を話すのか。とても気になったので、学生たちにその上達法を聞いてみました。そこで分かったのは、彼らが共通して「海外ドラマを使ってシャドーイングを行う」というトレーニングを行っていたことでした。彼らの共通点は流れるように英語を話す「流暢」さだけでなく、完璧な発音・イントネーションです。こうしたスキルを獲得したのは、「英語の本を読むよりも、シャドーイングを行ったことが大きい」と本人たちも実感しているようでした。

シャドーイングの英語学習法とは?

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英語を(流暢に話すことのできる)上級レベルに押し上げるには、とにかく「場数を踏むこと」が大事だと言われています。そうは言っても留学などで海外に出るチャンスがない場合、「場数を踏む」機会を設けるのはなかなか難しいものです。そんななか、自宅でもでき、独学で「場数を踏める」のがシャドーイングの学習法と言われています。

シャドーイングとは、海外ドラマやトーク番組、TED TALK(などのプレゼンテーション番組)を観ながら、ネイティブが話す英語の音声から少し遅れて、そっくりそのまま口に出す言うトレーニングです。こうしたトレーニングを何度も繰り返すことで、リスニング力とスピーキング力がかなり上がると考えられています。

シャドーイング学習を始めてみよう

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まずは、海外ドラマ(あまり難しい題材は選ばないこと。オススメは誰にでも身近なファミリードラマ系)を英語字幕付きで一度観て内容を把握します。2回目は、同じ内容のものを再び英語字幕付きで観て、今度はセリフの一文一文で停止させ、真似をしながら同じセリフを言ってみてください。3回目は、同じ内容のものを英語字幕なしで観て、停止させずに登場人物のセリフのすぐ後について真似をしながら同じセリフを言います。はじめはセリフに追いつかないことも普通ですし、分からない単語などもたくさん出てくると思うので、辞書で調べるなどし、2回目と3回目のステップを何度も繰り返す必要があるかもしれません。まずは「慣れる」ことが大切ですので、諦めずにチャレンジし続けることをオススメします!

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