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【かわいすぎ!?】世界の小さい犬ランキングTOP5

前回はランキング形式で世界の小さな猫を紹介しました。人に寄り添って生きているペットの中で長い歴史がある『犬』の方はどうなの?ということで今回は、世界の小さい犬ランキングを紹介したいと思いますよ!ちょっとした小話ですが、世界で最も犬を飼っている国はどこでしょうか?それはアメリカ、ブラジル、中国です。単純に国土の大きさや人口の多さに比例する部分もあるかと思いますが、アメリカに至っては「犬先進国」と言われるだけあり、犬に関する研究から、飼育の仕組みやサービスも充実していて飼い主にとってのアフターケアまであるという、至れり尽くせりっぷり!特に犬は様々な社会福祉に貢献しており、盲導犬や警察犬、軍用犬、セラピー犬、ライフケア犬など多くあります。かわいくもこんなに我々、人間に尽くしてくれる犬たち…こんなに尊い存在は他にはないのではないでしょうか?

小難しい話はなしにして、今回のテーマの『世界の小さい犬ランキング』をスタートしましょう!

第4位 カニヘンダックス(Kaninchen Dachshund)【ドイツ】

カニヘンダックスの特徴

スタンダードダックスフント(約10kg~15kg)元々、嗅覚を使って獲物を追い詰めるハウンドドッグであり、アナグマやキツネ、ウサギなどを狩る猟犬でした。その後、より小さい獲物を狩るために小型化が進みました。より小さい個体を交配させることにより超小型犬のカニヘンダックスが誕生することになります。オーストリアとドイツにて改良がすすめられ、他の犬種との交配により毛並はスムース、ロング、ワイヤーとあり、狩りの色々な局面で活躍していました。しかし、その愛らしい姿から愛玩犬として世界各国で愛されています。ダックスの最大の特徴は短い足と長い胴体、垂れた耳、大きな声があります。アメリカで愛好家が多くダックスは『ホットドック』の愛称で親しまれています。カニンヘンダックスは陽気で元気、好奇心が強く、やんちゃで気の強い性格です。やや頑固な面がありますが、服従心もあります。体重は最大で2~3.5kg程度(個体差あり)。

第4位 ヨークシャーテリア(Yorkshire Terrier)【イギリス】

ヨークシャーテリアの特徴

世界中で『ヨーキー』という愛称で親しまれているヨークシャーテリア。元々は畑や倉庫や工場などの作物を荒らすネズミを狩るテリア系の犬種として誕生しました。その後さらに小型化が進み、様々なテリア系の犬種交配が進められ今の超小型犬のヨーキーとなりました。ヨーキーの最大の特徴はサイズの小ささ、被毛(左右対称に伸びる、細くしなやかな直毛で、スチールブルーといわれる犬種独特の青灰色の毛と、タン色の毛)の美しさにあります。イギリスの上流階級に飼われるようになり世界中にヨーキーは波及しました。性格は狩りをしていたこともあり至って勇敢で、負けん気が強く、頑固で自己主張もする「テリア気質」です。しかし主人には非常に従順です。子犬の時は黒と茶色の毛並が主体ですが成犬になるにつれて、毛色が変化する面白い特徴もあります。体重は1.5~3kg程度(個体差あり)。

第3位 ロシアン・トイ・テリア(Russian Toy Terrier)【ロシア】

ロシアン・トイ・テリアの特徴

名前通りですがロシア・モスクワ原産の小さなテリアで、イギリス産のテリア種が祖先になっている生粋の愛玩犬。外見も中身もチワワに似ており、被毛もロングとスムースの2種類がいます。一方で足がチワワに比べて長く、ロングコートは成犬になると耳の飾り毛が伸び、パピヨンに似ているのも特徴です。また、ロシアの広大な土地で生まれているので、他の超小型犬より運動量があり、活発でリズミカルに歩く姿が愛らしいです。性格は活動的で陽気、臆病でも攻撃的でもありませんが、見知らぬ人に対しては警戒心が強く吠えることもあるようです。日本ではあまり知られていませんが、人気のチワワやパピヨン、ミニチュア・ピンシャーなどの魅力も兼ね備えているので、これから人気になるかもしれませんね。体重1.3~2.7kg程度(個体差あり)。

第2位 ティーカップ・プードル(Teacup Poodle)【フランス】

ティーカップ・プードルの特徴


スタンダード・プードル自体がフランスの国犬ですが、歴史を紐解くとプードルも猟犬、高級食材のトリュフ探し使役犬だった過去があります。くるくるにカールした毛や長い肢体、優雅な歩き方などがフランスの上流階級に人気となり以後、世界中で愛される愛玩犬になりました。プードルには4種類のサイズがあります。スタンダード、ミディアム、トイ(日本でも人気)、ティーカップです。ティーカップ・プードルはトイ・プードルよりさらに小さいプードルとして、10数年ほど前にアメリカで作られるようになったとされています。ティーカップ・プードルはその名の通り、子犬の時にティーカップにすっぽり入ってしまうほど小さいです。性格は賢く、好奇心が強くて運動神経も優れています。芸を教えると個体にもよりますが、比較的簡単にマスターする犬種です。しかし、飼い主への依存性が強く留守番が若干苦手でちょっと甘えん坊さんです。体重1.3~2.5kg程度(個体差あり)。

第1位 チワワ(Chihuahua)【メキシコ】

チワワの特徴

堂々の第1位に輝いたのは、日本でも人気が衰えない本当に小さく可愛らしいチワワです!南米メキシコが発祥の地とされていますがその歴史は大変古く、紀元前まで遡ります。古代メキシコに存在していた「テチチ」が祖先と言われています。マヤ文明で栄えたユカタン半島のチチェンイツァ遺跡でもテチチの痕跡があったようです。かの有名なコロンブスもこの小さな犬のことに触れていました。スペイン軍の南米侵略の時に、チワワという町から小さな犬を持ち帰り、町の名前のちなんでその犬を『チワワ』と名付けたそうです。これが現在のチワワの基礎となりました。元々、小さい犬で、抱いていると暖かい…という理由くらいしかなかった生粋の愛玩犬。現在でもチワワ愛好家が多く存在する超極小型犬の代表の地位を不動ものとしています。体の特徴は、バランスの良い長めの手足と筋肉質な体、ピンっと立った耳、零れ落ちそうな大きな目、大きなおでこです。性格は、賢く陽気で、勇敢ですが家族以外には吠えたり敵視したりする保守的な一面を持っています。頑固や怖がりなところもありますが、飼い主には従順です。体重500g~3kg程度(個体差あり)。

ギネス公認記録にも登録された世界最小の7歳チワワのミラクル・ミリーちゃん

2011年12月生まれの7才の女の子で体高9.65cm、体重は450gという超極小サイズ。ここまで小さくなっちゃうと、すごくかわいいけど、ちょっと心配になっちゃいますね。普通のチワワが近くにいますが、ミリーちゃんと比べると大きく見えちゃいます…。小さなミリーちゃんの動画を見てみてください。

 

番外編

プラシュスキー・クリザジーク(Pražský Krysařík)【チェコ】

チェコ原産の超小型犬。犬名のプラシュスキー・クリザジーク(プリサリー・クリザヴィク)は「プラハのネズミ捕り」という意味があります。とはいえ先祖(ラトラー)はネズミを狩っていたかもしれませんが、上流階級でよく飼われた愛玩犬だったようです。現在でチェコのプラハを飛び出し、ヨーロッパから全世界に愛好家を増やし続けています。外見はチワワやピンシャーに似ていますが、規格外の小ささで人気を博しているようです。しかしチェコ以外の国では血統書付の犬種と認められていないため今回は番外編としました。色んな犬種のいいとこどりでかわいいですね♡体重500g~2.6kg程度(個体差あり)。

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いかがでしたでしょうか?世界の小さい犬ランキングを紹介してみました。普段から身近な存在な犬ですが、その犬に纏わる歴史や、現在にいたる経緯など本当に興味深いものがありました。太古の昔から、人間は犬に頼り、犬は人間を頼ってきた相思相愛な関係だったんだなぁ…としみじみ思いました。『犬は人間の最良の友:Dogs are best friends to humankind.』という、ことわざがアメリカにあるくらいですから、これからも犬との関係を大切に過ごしていきたいものですね◎

 

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