最近は、インスタグラムなどのSNSを使って、美しい世界観を表現するインフルエンサーたちに注目が集まっています。なかでも「旅系」と呼ばれるインフルエンサーたちの活躍は目覚ましく、彼らによる数多くの「旅本」が書店などに並ぶようになりました。
やはり、旅ブロガーや旅するインフルエンサーたちの魅力は、SNSなどに投稿されるオシャレな「写真」。見ているだけでも、思わず「行ってみたい！」という気分にさせてくれる写真の数々に虜になってしまうという人も多いのではないでしょうか。
また、旅に出るたびに、旅インフルエンサーたちのような美しい写真を撮ってみたいと思うものの、ワンパターンになってしまうことも多く、なかなか思うようにいかないという人も少なくないはずです。
今回は、旅ブロガーやインフルエンサーを目指すみなさんや、旅先で少しでもオシャレな写真が撮りたいと考えているみなさんに、旅がもっと楽しくなる写真の撮り方のコツをご紹介したいと思います！
撮りたい写真の構図を前もって考えておく
撮りたいと思う写真の構図は、実は旅行に出かける前から考えておくことがポイントです。例えば、パリ旅行を計画している場合、エッフェル塔の前での記念写真は外せませんよね？ そうは言っても、エッフェル塔に着いてからどんな写真を撮るかを決めていると、時間もかかりますし、撮った写真を後で見てみたら「ガッカリ…」なんてこともよくあります。でも、アングルやポーズなどを前もって考えておくことで、現地で写真撮影に時間をかけることなく、理想に近い写真が撮れるようになるでしょう。
旅ブロガーたちの多くは、写真共有ウェブサイトのピンタレストやインスタグラムなどに投稿されている「オシャレな写真」からインスピレーションを受けることも多いとか。海外旅行を計画している場合は、旅先の地名で検索して、参考になる構図の写真を見つけておくのもいいかもしれません。
ゴールデンタイムは早朝と夕方
年間何千枚と写真を撮っている旅ブロガーたちが、一番キレイに撮れると口を揃えて断言するのが「早朝」と「夕方」。この時間帯は、自然光が最も柔らかくなり、肌の質感も滑らかに写ると言われています。一方で、日中は真上から強い光が当たるため、顔に影ができやすくなり人物がキレイに写りません。
写真を撮りなれた旅ブロガーは、夏の間は朝の9時から午後5時のあいだはカメラを持って出かけないと言う人も多いそう。そんななか、最も写真撮影に適しているのが早朝だと言われています。撮影に適した柔らかい自然光を取り入れられるだけでなく、街の人通りも少ないので、理想的な「インスタ映え」写真を撮ることができるのです。
“美しい写真”が撮れるロケーションを見極めること
キレイな写真を撮るためには、ロケーションの選択もカギになります。海外旅行では、食べ物の写真を記念に撮りたいと言う気持ちも理解できますが、暗いレストランの店内ではピンボケしてしまうなど、思うような写真が撮れなかったと言うような経験もあると思います。
また、たくさんの通行人が写り込んでしまう場所や、背景がゴチャゴチャしすぎている場所、また移動中の車内などは「美しい写真」のための撮影場所には向きません。ポイントは、シンプルな背景、またシンメトリーになるような背景をチョイスすることです。はじめは難しいかもしれませんが、練習を重ねることでロケーション選びの「見る目」を育むことができるようになりますよ！
