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【国際線CAものがたり #25】摩訶不思議な乗務員?実は過酷なCA の生活

日本の大学を卒業後、アメリカの短大でホスピタリティを学び、現在はアジアの航空会社キャビンアテンダント(CA、客室乗務員)としてお仕事中の筆者が、日々のフライトで経験した、CAならではのウラ話をお届けしていきます◎

今回は数ヶ月前に、摩訶不思議な乗務員に出会ったときのお話です。

不穏な雰囲気の乗務員。

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RUBEN M RAMOS / Shutterstock.com

本国発日本行きの深夜便での事です。

通常は飛行機に乗って、自分達の荷物を所定の置き場に収納しながら、みんながおのおの名前を言いあって自己紹介をします。そこから仕事をしつつ、ワイワイと会話が始まるのですが、その日1人の男性乗務員は一応名前は言ってくれたものの、仕事に不必要な会話には参加しませんでした。その後も黙々と仕事をするだけでしたし、仕事振りもあまり良くなく、ペアで働いていた後輩乗務員が忙しそうに働いていました。また、別の担当エリアからきた乗務員が思わず、「彼、何か私に怒ってるのかと思った!」と言うぐらい、不穏な雰囲気を醸し出していました。

たまにみんなで騒ぐのが嫌いで、あまり他の人をと会話をしない乗務員はいます。「彼もそういうタイプなのかな〜?」と勝手に思っていました。

翌日は別人?機嫌が良い乗務員。

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日本に到着して、その次の日、本国へ帰る朝便でした。その日の彼は朝から機嫌が良さそうで、出発前の地上準備中に、「日本は寒いね〜!(空いてる飛行機の)ドアの近くに行きたくないよ〜!」と仕事には関係ない話から始まり、またこの日は私が彼とペアで働いたのですが、仕事中も笑顔で一緒に働いてとても働きやすい印象でした。前日の様子を見て、今日はどうなるだろうと心配していた私は拍子抜けでした。

CAの過酷な生活

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本国到着前に、他の乗務員達と彼の事を話してみると、ある乗務員が、「家に帰れるから嬉しいんじゃない〜?」と言っていました。

確かに、乗務員の中には本国を離れるフライトが好きではなく、フライト前に勝手に涙が出てくると言う乗務員や、更にはもっと気分が落ちてしまい病欠する乗務員もいると聞いた事があります。乗務員には自律神経失調症になる人が多く、こういった症状が出るのだそうです。

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また、深夜便だと普通の人が寝ている時間に、眠たくても働かないといけないので、そういった事も気持ちに大きく反映していると思います。前に同僚が深夜便を嘆いて、「人間らしい生活がしたい。」と言っていました。昼間の便ばかり飛んでいると身体的にも楽ですが、深夜便の後はいつもふわ〜とした感覚になり仮眠をとっても眠たく怠い感じが残ります。

CAと言えば華やかに世界を飛び回っているイメージかもしれませんが、実際はなかなか過酷な生活を強いられる時もあります。長時間のフライトとなるとますます体力的にも精神的にも辛くなります。

そういった面も、自分の中でうまく消化して、ストレスを少なくできる能力も必要かもしれません。

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